¡Šï»¿ office-ebara - いた䜕が起きおいるか-マスコミでは分からない草の根の動き-NPO法人W.Coサポヌトセンタヌの発足
ログむン  |  新芏登録
Contents
News
Communication
About us
リンク集
ログむン
ナヌザ名:

パスワヌド:


Lost Password?

Register now!
珟堎から3: NPO法人W.Coサポヌトセンタヌの発足
Á°€Îµ­»ö

NPO法人W.Coサポヌトセンタヌの発足


はじめに


 ワヌカヌズ・コレクティブ旧生産者協同組合サポヌトセンタヌ準備䌚は、NPO法人栌を取埗するこずになり、7月3日に倧阪府に蚭立の申請をしたした。11月には認蚌される予定です。それで、この間の関連する文曞を集めおみたした。1はサポヌトセンタヌの月刊の䌚報第1号からの転茉です。2は準備䌚䞖話人䌚の議案曞の䞀郚です。3ず5は研修䌚のために準備したもので、4はサポヌトセンタヌの玹介パンフから採りたした。前号の「珟堎から」ず合わせお、サポヌトセンタヌの歩みを読み取っお䞋さい。
 9月からは人間塟、11月からは起業塟がはじたりたす。その準備に远われおいるこの頃です。

1NPO法人ワヌカヌズ・コレクティブ・サポヌトセンタヌ発足のお知らせ


1NPO法人の申請をしたした


 7月3日に倧阪府に申請をしたした。4ヶ月埌に認蚌される予定です。それでサポヌトセンタヌの第2回総䌚を開き今埌の方針を決めたした。

2W.Coサポヌトセンタヌ準第2回総䌚報告


 8月9日、蚭立代衚者の叞䌚のもず、出垭者15名内委任状5名で、総䌚の成立を確認の埌、議案曞第1郚準備䌚の解散に぀いおの審議に入りたした。そしお次の決議をしたした。

「準備䌚の解散ずNPO法人蚭立準備䞖話人䌚発足に぀いおの決議
 8月9日の準備䌚第2回総䌚で準備䌚はその目的を達成したため解散し、NPO法人蚭立準備䞖話人䌚を発足させお、NPO法人認蚌たでの間、サポヌトセンタヌの事業ず運動に責任を負う。
 準備䌚の正味財産は、NPO法人成立時にNPO法人W.Coサポヌトセンタヌに寄付するものずする。」

 匕き続き第2郚NPO法人蚭立準備䞖話人䌚の発足に぀いお、の審議に移りたした。そこで準備䌚の䌚員の凊遇に぀いお次の決議を行いたした。

「既に準備䌚の準備基金を醵出しおおり、か぀これをNPO法人の䌚員長期借入金に振り替えた䌚員に぀いおは、入䌚金を免陀するものずしたす。」

3NPO法人蚭立準備䞖話人䌚に぀いお


 ず蚀う事でNPO法人の正匏発足の2004幎1月たでは䞖話人䌚が事業ず運動の責任を負いたす。䞖話人䌚は準備䌚の䌚員で構成したすが、新たな参加者も募りたす。新たな参加者は、NPO法人の正䌚員か賛助䌚員か団䜓䌚員です。
 䞖話人䌚の運営に぀いおはNPO法人の理事を䞭心に䞖話人䌚事務局を蚭け事業ず運動を進めおいきたす。

4W.Coサポヌトセンタヌの掻動


 8月から月刊の䌚報を発行したす。
 9月から人間塟を開講したす。
 11月から起業塟を開講したす。
 3月から開始しおいる蟲業塟を匕き続き運営したす。
 高槻での地域䜜りを色々な団䜓ず協同しお実珟したす。

5サポヌトセンタヌの願い


 サポヌトセンタヌは皆様方の身近にあっお瀟䌚的に意矩のある団䜓ずしお育っおいくこずを願っおいたす。皆様方の参加やご協力でこの願いを実珟しおいきたしょう。

2準備䌚の掻動報告ずNPO法人の課題


 半幎間の準備を経お䞀幎前の昚幎6月にサポヌトセンタヌは発足しおいたす。そしお、10月には協同組合NSワヌカヌズが蚭立され、たた本幎3月からは竹村蟲園をメむンずした蟲業孊校が始たっおいたす。これらはサポヌトセンタヌ(準)の掻動の倧きな成果でした。
 しかしこの間の掻動を振り返っおみたすず、この二぀の事柄以倖には十分な成果を䞊げられたせんでした。コンピュヌタの修理は終えたものの、コンピュヌタ教宀は開けたせんでした。たた沢山䌁画された教宀䌁画も受講生を集められたせんでした。8月の文化センタヌでの集䌚も講垫陣は良かったのですが参加者集めはうたく行きたせんでした。さらに就劎を求めおいる人々ぞの支揎も十分にはなされたせんでした。
 この成果の郚分ず䞍十分だった郚分ずは結び぀いおいたす。NPO法人の掻動を始めるにあたっおは、双方を合わせた圢で総括するこずが倧切です。次のような総括を提出したす。ご怜蚎ください。

 第䞀に、意志ある人々が集たっただけでは起業できず、既にある事業ずの関わりで起業しおいくこずが必芁である、ず蚀う事が分かりたした。
 第二に、NPO法人の掻動の䞭心ずなる講座事業に぀いおは、䜕よりも受講者を集めるこずが成吊の鍵を握っおいるこずも刀明したした。
 第䞉に、䌚員同士の助け合いだけではなく、䌚員以倖の人たちずの協力関係を䜜っおいくこずが倧切だ、ず蚀う事も分かりたした。

 このような総括を螏たえ、準備䌚からNPO法人の掻動ぞず進んでいくためには埓来の掻動を倧きく転換しおいくこずが必芁です。もずもずサポヌトセンタヌの掻動はNPO法人ニュヌスタヌト関西事務局の掻動から出発し、その掻動を越えおいくこずが目指されおいたした。この意味ではサポヌトセンタヌの掻動の転換は、ニュヌスタヌトの掻動の転換を含んだものずしお構想されざるを埗たせん。この双方の組織の掻動の転換を図っおいくこずからも、サポヌトセンタヌの圓面の掻動の重点を「よすみ総合犏祉䜏宅」のプロゞ゚クトに眮くこずを提案したす。その理由は次のずうりです。

 第䞀に、このプロゞ゚クトは既に事業ずしお始たっおいたす。この事業ずの関わりで、その呚りで事業を開始しおいくこずは起業の正道です。
 第二に、このプロゞ゚クトで、ニュヌスタヌトの入居者を増やすこずにより、講座の受講者集めに目途を付けられたす。
 第䞉に、このプロゞ゚クトは、NPO法人フェルマヌタずの共同事業ずしお取り組むこずが可胜であり、䌚員以倖の人たちずの協力関係を䜜っおいけたす。

 ではこのプロゞ゚クトをどのように進めおいくべきでしょうか。基本的な方向に぀いお述べおおきたす。
 第䞀に、入居ず蚀う事を軞ずしお、ニュヌスタヌトやサポヌトセンタヌの掻動のトヌタルなむメヌゞを䜜り䞊げるこずが問われたす。
 第二に、フェルマヌタなどの他団䜓ずの協力関係を䜜り䞊げ、就劎支揎の掻動を匷化しおいくこずが問われたす。
 第䞉に、地域拠点ずしお蚭定した高槻垂に人的・物的資源の集䞭を図っおいくこずが問われたす。

 以䞊サポヌトセンタヌの掻動の転換ずいう点に絞っお掻動総括ず課題を明らかにしたした。その他の掻動に぀いおは別の機䌚に提案したす。

3協同組合の話


1協同組合の歎史


 協同組合の法埋には「協同組合は組合員の最倧犏利を求める」ずいう意味の事柄が曞かれおいたす。)これは協同組合に察する日本囜の考え方ですね。運動ずしおの協同組合はこの考え方ずは異なっおいたす。この事に぀いおお話したしょう。
 もし組合員の最倧犏利を求める組織ずいうものがあるずすれば、それは劎働組合にこそ圓おはたりたす。劎働組合は䌚瀟の経営には責任を持っおいたせんから、経営者に察しお組合員の最倧犏利を芁求できるのですね。ずころが協同組合の堎合は、組合員に経営の責任がありたすから、たず事業を成立させるこずが倧前提になりたす。赀字の経営しか出来なければ組合員の最倧犏利など求めようがありたせん。
 協同組合の歎史に぀いおは1980幎に開かれた囜際協同組合同盟ICA第27回倧䌚ICAは協同組合の囜際組織で加盟組合員は3億5千䞇人を越えおいるのレむドロり報告がうたくたずめおいるのでそれを玹介したしょう。
 レむドロりによれば協同組合は3぀の危機を経隓しおきた、最初は「信頌性の危機」で1800幎代前半に盎面した、次が「経営の危機」で1900幎代前半に倚くの協同組合が砎産した、最埌が「思想的な危機」で1970幎代から顕圚化しおきた、ず蚀う事です。
 このレむドロりのたずめに少し補足しおおきたしょう。協同組合はむギリスでロバヌト・オヌ゚ンの本が出版された1810幎頃から蚭立されはじめ、2434幎の10幎間に頂点に達したしたが信頌性を獲埗できず、46幎頃から党面的厩壊に芋舞われたした。この頃の考え方は協同組合を瀟䌚倉革の手段ず考えおいお、圓時のオヌナヌ䌁業にずっお代わろうずしおいたのでした。
 むギリスの䌁業が産業革呜を経お近代的倧工堎制を確立したこずでこの分野での協同組合䌁業の出番はなくなりたした。でもこのような時期に信頌性を獲埗できるような協同組合のタむプが創り出されたのです。1844幎ロッチデヌル公正先駆者組合が店舗の経営を始めたのでした。これは倧圓たりでこのタむプのいわゆる消費協同組合が雚埌の筍のように生たれ経営的にも安定し、瀟䌚的信頌が勝ち取られたのでした。ずころが消費協同組合は初心を忘れ瀟䌚倉革には無関心になっおいきたした。
 20䞖玀に入っお2床の䞖界倧戊ず瀟䌚䞻矩囜の誕生がありたした。この時期にペヌロッパ倧陞にも協同組合が普及し、協同組合ぞの期埅も高たりたした。䟋えばシャルル・ゞむドは「たず、最初に(協同組合の)運動が起こり、それはやがお生産を行うたでに成長し、さらに最埌には、蟲業生産をも埁服し、30幎もたたぬうちに、䞖界経枈党䜓を、協同組合は支配するだろう」ず述べおいたした。しかしこの時期には運動の䞭心は協同組合から離れお劎働組合ず政党の手に移っおいたした。たず政治暩力を奪わなければ瀟䌚革呜は䞍可胜であり協同組合の力で瀟䌚を倉えられるず考えるのは幻想だ、ず蚀った考え方が支配的になったのです。その結果協同組合の経営に぀いおも政党が口を挟みきちんずした経営が出来なくなり「経営の危機」を招くこずになったのでした。
 第二次䞖界倧戊の埌、協同組合は埩掻したす。蟲業協同組合、消費協同組合、信甚組合の䞉者が䞭心でした。今流行の劎働者の生産協同組合もたくさん䜜られたしたが、1980幎たではスペむンのモンドラゎン協同組合を陀いおは成功しおいたせんでした。協同組合は倧きな勢力になったものの株匏䌚瀟ず囜家の補完物ずしおの地䜍に満足するようになったのです。これが「思想的な危機」ず呌ばれおいるものです。この時期にはペヌロッパの消費協同組合は経営的な危機にも芋舞われおいたした。スヌパヌマヌケットが勢力を拡倧しおくる䞭で店舗事業しかやっおいなかった消費協同組合は淘汰されるか株匏䌚瀟に組織倉曎するかを迫られ、株匏䌚瀟化が進んでいたのです。
 レむドロりの提案はこのペヌロッパ消費協同組合の危機に際し協同組合が株匏䌚瀟ず囜家の補完物の地䜍に満足しおきたこずをその原因ず捉え、「思想的な危機」ず芏定したのでした。この考え方はその埌の20幎間に䜙る時間の経過の䞭で正しさが蚌明されたように思いたす。䞀぀は80幎代埌半から90幎代初頭にかけおの゜連・東欧での共産党による囜家暩力の支配の厩壊がありたす。政治暩力を握っおも瀟䌚を倉革するこずが出来なかった事が厩壊の原因でした。
 次に80幎代埌半から始たったグロヌバリれヌションが明らかにしたこずは、利子䞻導の経枈システムが成立し、補造業が互いを互いに消滅させ合うような競争に巻き蟌たれ、貧富の拡倧が進み、環境の砎壊も修埩の目凊を立おられず、今日の経枈システムには人類の未来を任せない、ず蚀う事でした。たた、アメリカが仕掛けた湟岞戊争ず今幎のむラク䟵略戊争は、悲しい事ですが、戊争を防ぐ確かな手段を反戊運動の偎が持おおいない、ず蚀う事を刀明させおしたいたした。
 協同組合の「思想的な危機」はただ続いおいたす。でも働き方を倉えるこずが、珟代瀟䌚の行き詰たりずいう袋小路から抜け出す有力な方法であるこずがたすたす明らかになっおきおいたす。この問題に぀いお曎に考えおみたしょう。

2ワヌカヌズの成功に向けお


 レむドロりは「思想的な危機」を克服する方法ずしお協同組合地域瀟䌚を運動の目暙ずしお掲げたした。これは䞀぀の地域に属する色々な協同組合が地域的に連携しお地域の瀟䌚づくりをしおいこうずいう構想です。日本でも各地域には蟲協、持協、森林組合、生協、信甚組合などがありたすが、これらの団䜓が協力しお地域づくりに取り組んでいるずいう事䟋はあたりありたせん。実はこの構想の成功の鍵はワヌカヌズ・コレクテむブの成立にある、ずいう事が分かっおきたした。倧きな協同組合盞互の関係を取り持぀倚くの仕事をワヌカヌズ・コレクテむブが事業化するこずでこれらの巚倧組合を地域づくりの資源ずしお掻かしおいくこずが可胜になるのです。
 そこでワヌカヌズ・コレクテむブに期埅がかかるのですが、珟圚はただ極小の勢力です。それはただ成功のためのプログラムを確立しおいるずはいえたせん。ずころで、ワヌカヌズ・コレクテむブの成功ずいうずモンドラゎンの事䟋になりたすが、剰䜙を投資にたわしたこずがポむントです。モンドラゎンの指導者だったアリスメンデむアリ゚タは剰䜙を分配するのではなく、資本家の䌁業に負けないだけの投資をするこずを提案し、これを協同組合の力によっお瀟䌚を倉えおいく組合員の団結の蚌しず芋なしたした。
 むギリスでもワヌカヌズ・コレクテむブはたくさん䜜られたしたが剰䜙を組合員に分配しおしたったこずで事業を拡倧できず、ゞリ貧になっおいったずいわれおいたす。
 生協の堎合剰䜙金の凊分は総代䌚の議決事項です。剰䜙のうち法定準備金ずしおの積み立おが定欟で決められおおり、さらに教育事業のための積立金も矩務化されおいたす。そしお残りの郚分が出資配圓か利甚高割り戻しで分配されたすが、生協の堎合でも分配金の出資金ぞの充圓を実斜しおいたす。ワヌカヌズの堎合も出資配圓を出資金に充圓するこずで投資の力を倧きくするこずが問われおいたす。

3NSワヌカヌズず剰䜙金


 NSワヌカヌズの事業の察象は、ひきこもりの圓事者ずその家族です。これらの人たちをワヌカヌズの朜圚的䞻䜓ず捉えるず、NSワヌカヌズの瀟䌚的䜿呜が非垞に鮮明になっおきたす。それは、NSワヌカヌズの事業によっお倚くのひきこもりの若者達の働く堎を次々に䜜り出しおいくこずで、朜圚的䞻䜓がワヌカヌズの䞻䜓ぞず自己を圢成しおいくこずを支揎するこずです。ですからNSワヌカヌズはこの䜿呜を忘れず、その剰䜙を働く堎䜜りのための投資に振り向けるこずで、呚囲の倚くの人たちから、サポヌトし甲斐のある組織ずしお認められるこずになるでしょう。

4ニュヌスタヌトの掻動の方向性に぀いお


1ニュヌスタヌトの掻動の特城


 ニュヌスタヌトは数あるひきこもりサポヌト集団のうちでも、際立った特城を持っおいたす。その䞀぀は、ひきこもりの原因を個人の問題ず捉えお病気扱いをするのではなく、瀟䌚的な芁因に求めおいるこずです。ここから二぀目に、ひきこもりの解決を瀟䌚的な芁因の解決に求めるずいう立堎が出おきたす。もちろんこの趣旚に賛同できない人たちの参加を拒吊するこずはしたせんが、私たちずしおは、ニュヌスタヌトの掻動に係っおいる倚くの人々が、この趣旚に賛同され、䜕らかの圢で協力し合えるこずを期埅しおいたす。

2瀟䌚的芁因の解決ずは


 瀟䌚的芁因を解決する、ずいっおも色々ありたすが、今日の瀟䌚をどうするか、ずいった政治的なこずではなく、ずりあえずは、ひきこもりの人が脱出しおきた時に働ける、働く堎を䜜っおいくこずだず考えおいたす。

3どんな働く堎


 この働く堎は株匏䌚瀟や公務員ずいった既にあるものではなく、これらずは別のもうひず぀の働く堎であるワヌカヌズ・コレクテむブの方匏を遞択しおいたす。これは働き手が共同で出資し、管理し、劎働する新しい働き方です。私たちはこの働き方を既にニュヌスタヌトの事業の䞭にも実珟しおおり、ワヌカヌズ・コレクテむブ・サポヌトセンタヌを通しおこの働き方を䞖に広めおいこうず考えおいたす。

4サヌビスの賌買者も䞻䜓に


 この考え方からすれば、ニュヌスタヌトのサヌビス事業の賌買者ず盎接の受益者も、共にニュヌスタヌトの事業の䞻䜓である、ず蚀う事になりたす。普通はサヌビスを買う賌買者やその受益者は消費者であり客であっお、サヌビスを提䟛する事業の䞻䜓ではありたせん。でもサヌビスを提䟛する事業の䞻䜓がワヌカヌズ・コレクテむブずいう新しい働き方であるずすれば、そのサヌビスの賌買者や受益者が消費者であり客であるだけでは、新しい働き方も䞍十分なたたになるでしょう。

5受益者は朜圚的䞻䜓


 サヌビスの賌買者や受益者も実は事業の䞻䜓ず考えないず新しい働き方の意矩が半枛しおしたう、ず私たちは考えるようになりたした。実際に受益者であるひきこもり圓事者達は、ひきこもりから脱出した埌は、いずれ仕事に぀かねばならず、その際に新しい働き方を遞ぶずすれば、ワヌカヌズ・コレクテむブの䞻䜓ずしお自己を圢成しおいかなければなりたせん。そうであれば、圓事者達は受益者である時から、朜圚的には、ワヌカヌズ・コレクテむブの䞻䜓ずしお存圚しおいるこずになりたす。

6賌買者の䞻䜓性


 圓事者をニュヌスタヌトず䞀緒になっおサポヌトする偎の家族はサヌビスの賌買者であり、ニュヌスタヌトのプロゞ゚クトを経枈的に支えおいたす。ニュヌスタヌトのプロゞ゚クトの目的は、新しい働き方を実珟し、これを増やしおいくこずによっお脱出者に働く堎を保蚌するだけでなく、ひきこもり予備軍に瀟䌚参加の堎を提䟛するこずで、ひきこもりそのものを無くしおいく所にありたすが、この目的を共有するこずで賌買者である家族の掻動ぞの䞻䜓ずしおの参加の仕方が開かれるのではないかず考えたす。NPO法人ワヌカヌズ・コレクティブ・サポヌトセンタヌを賌買者の参加を開く堎ずしお掻かしおいっおほしいず願っおいたす。

5コモンズの悲劇(1)


 コモンズずは、䞀昔前の蟲村の入䌚地や持村の地先の海のこずで、共有地ずしお村人が利甚し、管理も皆で責任を持っおやっおいたした。入䌚地の山や野原や川からは、薪や炭、干し草や堆肥甚の萜ち葉、山菜や茞など、海からは魚や貝や海草など、が村人の生掻に圹立おられおいたした。
 ずころが、資本䞻矩になっお、商品経枈が村にも行き枡るこずで、物やサヌビスに察する私有ずいう芳念が生たれ、それにずもなっお私の私有物以倖は私のものではないのだから倧事にしないずいう颚朮が生たれおきたした。
 経枈孊者でもあったアダム・スミスは、個人が瀟䌚党䜓のこずを考慮せずにただ自分の経枈的私益を远求するだけであっおも、垂堎ずいう「芋えざる手」の働きで瀟䌚の資源の最適配分が実珟されるず䞻匵したした。これは単に経枈の分野に限っお蚀えるこずだず蚀う事はスミスも分かっおいお、だから圌は他方で道埳の重芁性を匷調し、他人を思いやる共感シンパシヌを基瀎に道埳の䜓系を組み立おようずしたした。
 でもスミスの詊みはさお眮いお、経枈的には私益を远い求めるだけでいい、ずいう瀟䌚が出来おしたうず、道埳的にも私益を求めるこずが善だ、ずいう事になっおしたいたすね。私有制が瀟䌚のごく䞀郚でしか成立しおいなかった、前資本䞻矩瀟䌚では、私有物せいぜい消費財にずどたりたしたより共有物田んがや入䌚地の方が倧切で、共有物をどううたく管理しおしおいくか、ずいう事に人々の知恵が泚がれおきたした。ずころが私有制が瀟䌚の隅々にたで行き枡り、私のものだけが倧事だ、ずいう事になるず、共有物は奜きなだけ䜿っお、管理のこずなど考えなくなりたす。
 いたではコモンズはその資源を乱獲されただけでなく、私人のごみ捚お堎になっおしたいたした。これが「コモンズの悲劇」ず呌ばれおいたす。

 いた、山村や持村で問題になっおいるこずは、コモンズの再建です。コモンズずは山や森や野原や川や海ずいった単なる自然物ではなくお、この自然物ず人間瀟䌚ずが取り持っおいる関係のあり方です。だから、コモンズを再建するためには、たず、人々が自然や他人に察しお珟にもっおいる関係を改めるずころからしか始たりたせん。

Á°€Îµ­»ö
 
Return to Category | Return To Main Index
 
Author: admin Published: 2006/1/5 Read 3043 times   Printer Friendly Page Tell a Friend