情況5月号に「ハーヴェイ『新自由主義』解説」というタイトルで、このＨＰにもＵＰしてあるハーヴェイ論が掲載されています。
ハーヴェイからランシエールへと進んだ後、デリダの幽霊論に取り組むということは、なかなか味があるように思っています。ランシエール論はすでに『ＡＳＳＢ』誌16－1号に発表しています。デリダ論は面白いものが書けそうです。

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2008/05/06

『マルクスの亡霊たち』の面白さ

Author: ebara (12:30 pm)

お知らせで告知しましたように、5月11日の「政治・文化講座」でデリダの『マルクスの亡霊たち』（藤原書店）を取り上げますが、その面白さについて直接触れたものではありませんが、報告の出だしの私の視点を紹介しておきます。

デリダは、マルクスの幽霊論を、学位論文、ドイデ、宣言、ブリュメール18日、資本論というように追っていて、そこに一貫したものを読みとろうとしている。これに対して疑問を提起することが本論の目的の一つである。
幽霊論は資本論で新展開を見せている。資本論では幽霊的なものは人間の労働の社会性であり、価値であり、貨幣であり、資本であるのだから、それはどちらかといえば幽霊や亡霊というよりは、精神とでもいうべきものなのだ。ただ従来の資本論研究において、霊的なものへの注目はほとんどなされてこなかった、商品の形而上学的・神学的繊細さについてそれとして取り上げられることはデリダの著作まではなかった。デリダの著書以降、邦語文献でも鈴木一策や、中沢新一が霊的な次元での資本論研究を行っている。
私は資本論の霊的次元の諸問題を、80年代末に物象による人格の意志支配ととらえ、以降その解明のための方法として、文化知を提起してきた。そして文化知の定式化と普及を目指し、「哲学の旅」を行い、ライプニッツに学んで、存在の形而上学的・神学的構成という問題があることを明らかにしてきた。この文化知の観点からデリダの業績を評価してみることにしたい。

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2008/04/20

『情況』08年3・4合併号

Author: ebara (12:45 pm)

先日、市田さんの呼びかけで、八木沢二郎と私との鼎談が、表さんの司会で実現しましたが、「関西ブントからネグリへ」ということで情況誌に掲載されています。これは70年代の闘争についての座談会ですが、私たちは個々の運動局面で総括を提起してきていますが、他のブント諸派はそうしてはいないところが多いので、その結果、今でも当時の問題意識に縛られているのではないかと思います。私としては、運動の思想的な総括を提起していますのでぜひお読みください。

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2008/04/20

しばらくご無沙汰しました

Author: ebara (12:38 pm)

世界恐慌の進行を見守っていますが、どうも1929年恐慌とはずいぶん違った展開を見せています。実の経済と虚の経済とが分離し、虚の経済が自立化し、実の経済を支配しているという、信用資本主義（クレジット資本主義）に特有の金融資産の価値の減価が、真綿で首を絞めるようにあらゆる領域で起こっています。
　虚の経済の中枢をなす国際的な金融システムはオンラインでつながっていて、個別の金融機関の破綻があっても、システムに資金をつぎ込めば何とか持ち直します。それを持ち直している間に金融資産としてのドルの減価がじわじわと起きています。これが世界の実の経済にどのように影響を与えるのか、注視していく必要があるでしょう。
　とりあえず顕著に現われているものは食糧危機です。この間の穀物や飼料の国際価格の高騰は、金融市場から商品市場へと資金がシフトしていることや、バイオ燃料開発のための助成金で食糧生産と燃料生産とが競合していること、気候変動で世界的に不作が起きていること、中国が食糧輸入国へと転じたこと、など原因は複合的ですが、不安定化した金融システムの下では、食糧危機はより拡大、増幅されるでしょう。日本は先進国では世界最低の自給率ですがこれは非常なリスク要因となるでしょう。そのようなときには自給率向上の国民運動の可能性も見えてきます。これをランシエールの言うデモスの力で民主主義的に進めることが出来るかどうか、大きい問題です。（ランシエールの民主主義論については『ASSB』誌16－1号に書きました。まもなくUPします）

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2008/03/20

日本政府のネグリ入国拒否のいきさつ

Author: ebara (10:38 pm)

　日銀総裁も決められないような日本政府がちゃっかり、ネグリ入国には横槍を入れていました。
　不支持5割以上という福田首相が居座っていて鬱陶しいと思っているのは私だけでしょうか。昔「ベトナムに平和を！市民連合」という運動がありましたが、「日本に衆院解散を！市民連合」という運動はおきないのでしょうか。
　さてネグリ入国拒否のいきさつについて、国際文化会館ＨＰより以下に引用しておきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００８年３月２０日

アントニオ・ネグリ氏来日中止について

　　　　　　　　　　　　財団法人　国際文化会館常務理事　降旗高司郎

　このたびのアントニオ・ネグリ氏の招聘計画につきましては、多大なご協力を賜り、誠にありがとうございます。当会館は、民間レベルで文化交流・知的協力を推進することを目的に、さまざまな知識人・文化人の交流を推進してまいりました。その一環として企画いたしましたネグリ氏の初来日につきまして、誠に残念ながら、中止となりましたので、ご報告いたします。

　当初、アントニオ・ネグリ氏の入国は、在フランス日本大使館より、査証（ビザ）なしで入国可能とのことで、私どもは受け入れ準備を進めて参りました。しかし、ネグリ氏がフランスを出発する予定であった３月１９日の２日前の３月１７日（月）に外務省から私どもへ連絡が入り、アントニオ・ネグリ氏は、査証なしで渡航することになっているが、昨今の入国管理をめぐる諸事情を鑑みると、査証なしで来日すると入国の際に拒否される可能性が非常に高いとの説明を受けました。私どもでは、ネグリ氏の日本入国を２０日に予定しておりましたので、ネグリ氏に至急査証申請手続きを在フランス日本大使館でしていただきました。翌１８日になって、再度、外務省より、今回のネグリ氏の査証発給に関しては、法務省入国管理局との協議の上で行われているとの連絡が入りました。つまり、入国管理局の許可なしには、在仏日本大使館は、ネグリ氏に査証を発給することはできないということです。

　その後、法務省（入国管理局入国在留課）より、アントニオ・ネグリ氏の日本入国には、彼が政治犯であったことの正式な証明が不可欠であるとの連絡を受けました。ネグリ氏は、過去に、イタリア国内での政治活動に対して有罪判決を受けたことがあり、日本の「出入国管理及び難民認定法」の「上陸の拒否」の項目（第５条４項）に、「日本国又は日本国以外の国の法令に違反して、一年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者」は、「本邦に上陸することができない」とあるからです。ただし、この条項には、但し書きがあり、「ただし、政治犯罪により刑に処せられた者は、この限りではない」というものです。ネグリ氏の場合は、出入国管理法が定める「例外」に当たるため、それを証明する公式文書を提出するように、ということでした。入国管理局としては、この書類がない限りは、ネグリ氏の日本入国は認めることができないとのことでした。

　私どもといたしましては、数日遅れたとしても書類が整えばネグリ氏の来日が実現できるということで、八方手を尽くしましたが、来日を実現するその書類（ネグリ氏が政治犯であったことを証明する書類）の入手そのものが難しいことが判明いたしました。その結果として、今回の招聘は断念せざるを得ないということになりました。ネグリ氏ご自身も、訪日できなくなったことは非常に残念であるが、過去の経歴の詳細に焦点があたる形での来日を実現することに対し懐疑的でおられる旨、伝えてこられました。この間、法務省や外務省、在仏日本大使館のの方々にはネグリ氏の来日を実現すべく懸命に動いていただきましたが、このような残念な結果となりました。氏の来日プログラムの準備にこれまでご尽力・ご協力を下さった方々に感謝の意を表すると同時に、このたびの来日の中止に関しご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。ネグリ氏及びパートナーのルヴェル氏からのメッセージを以下に記します。

日本の友人たちへの手紙

皆さん、

　まったく予期せぬ一連の事態が出来し、私たちは訪日をあきらめざるを得なくなりました。この訪日にどれほどの喜びを覚えていたことか！　活発な討論、知的な出会い、さまざまな交流と協働に、すでに思いをめぐらせていました。

　およそ半年前、私たちは国際文化会館の多大な助力を得て、次のように知りました。ＥＵ加盟国市民は日本への入国に際し、賃金が発生しないかぎり査証を申請する必要はない、と。用心のため、私たちは在仏日本大使館にも問い合わせましたが、なんら問題はありませんでしたし、完璧でした。
　ところが２日前の３月１７日（月）、私たちは予期に反して査証申請を求められたのです。査証に関する規則変更があったわけではないにもかかわらずです。私たちはパリの日本大使館に急行し、書類に必要事項をすべて記入し、一式書類（招聘状、イベントプログラム、飛行機チケット）も提示しました。すると翌１８日、私たちは１９７０年代以降のトニの政治的過去と法的地位に関する記録をそれに加えて提出するよう求められたのです。これは遠い昔に遡る膨大な量のイタリア語書類であり、もちろん私たちの手元にもありません。そして、この５年間にトニが訪れた２２カ国のどこも、そんな書類を求めたことはありませんでした。

　飛行機は、今朝パリを飛び立ち、私たちはパリに残りました。

　大きな失望をもって私たちは訪日を断念します。
　数カ月にわたり訪日を準備してくださったすべての皆さん（木幡教授、市田教授、園田氏――彼は日々の貴重な助力者でした――、翻訳者の方々、諸大学の関係者の方々、そして学生の皆さん）に対し、私たちは申し上げたい。あなたたちの友情に、遠くからですが、ずっと感謝してきました。私たちはこの友情がこれからも大きくなり続けることを強く願っています。皆さんの仕事がどれほど大変だったかよく分かります。そして皆さんがどれほど私たちに賛辞を送ってくださっているかも。
　パーティは延期されただけで、まもなく皆さんの元へ伺う機会があるだろう、と信じたい気持ちです。

友情の念と残念な思いを込めて……

２００８年３月１９日　パリにて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジュディット・ルヴェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アントニオ・ネグリ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（訳　市田良彦神戸大学教授）

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2008/02/23

ランシエール論

Author: ebara (8:39 pm)

公開講座での市田さんのランシエール論は非常に面白かったです。いま「政治」ということについて考え直しているところです。
少し長いですが、市田さんの講座のあと考えたことを転載します。

第20回ネットワーク情況関西公開講座報告

ランシエールを協同組合主義から読む

　1月27日にネットワーク情況・関西の公開講座があり、「ランシエールの政治性」というテーマで、神戸大学の市田良彦さんにお話を伺いました。市田さんは昨年夏に『ランシエール　新＜音楽の哲学＞』（白水社）という著書を書かれていて、それを素材としたのです。ところが事前の学習会で紹介されたランシエールのインタビュー「デモクラシーというスキャンダル（『現代思想』2008年1月号）という短文が私にとっては非常に興味がありました。ハーヴェイの『新自由主義』は今日世界中で席巻している新自由主義についてのすばらしい分析でしたが、そこでハーヴェイが期待しているオルタナティブを考える際に、ランシエールの政治思想は非常に役に立つように思ったのです。それで公開講座の経過の紹介としてではなく、私の興味本位な紹介をさせていただきます。
　市田さんの著書でも紹介されているのですが、ランシエールは民主主義や政治という言葉の概念にこだわっていて、普通使われている概念とはまったく別の概念をその言葉に込めています。普通、民主主義や政治という概念は、政治の制度や社会の制度と考えられるかまたはイデオロギーというように考えられるかでしたが、ランシエールは民主主義や政治をこれらの制度やイデオロギーを成立させる前提条件と考えているのです。このランシエールの政治の概念はまた別の機会に論じるとして、日本でも新自由主義の登場と共に、戦後民主主義が果たした役割についてのネガティブキャンペーンが繰り広げられましたが、フランスでも例外ではなく、民主主義や社会民主主義（フランスではミッテランが大統領となった社会民主主義政権が存在していました）こそが社会を破壊するといった論陣が張られているようです。そのような中でランシエールは民主主義や政治を深いところから把握することで新自由主義に対抗しているのです。（この辺については『来るべきデリダ』、明石書店、所収のランシエールの論文を参照してください。）
　市田さんによれば、アルチュセールの弟子であったランシエールは、次第にアルチュセールから距離を置くようになったのですが、そのときにアルチュセールが持っていた革命的意識は労動運動の内部からは生まれず、外からインテリゲンチャが持ち込まなければならないという古くからの社会主義者の考えかたを検証すべく、労働者の仕事時間以外の時間に彼らが何をしていたかを調べて『プロレタリアの夜』（未邦訳）という本に纏めました。この辺は市田さんの著作で詳しく取り上げられています。
　さて『現代思想』のインタビューに移りますが、ランシエールはこのような実証的研究の帰結として、普通考えられているように、労働者は搾取されているということを意識して闘いに立ち上がるのではなくて、「解放活動の根底に、直ちに平等を機能させようとする意志があったのです」（『現代思想』、163頁）ということを明らかにして、しかるのちに政治の役割は政治の美学的次元を開発することであるという提起をしています。つまり人間には、現実には制度化され労働者として分業に縛り付けられているにも拘らず、このような制度化の以前にある根源的な平等の意識として「最大多数の人間には共通のことがらに関与する使命があるという思想」（162頁）があり、これが万人に感性的なものとして分有されている、と見るのです。そして政治の美学的次元とは、この「感性的所与そのものの構造化」（162頁）だと規定されています。それは具体的には次のようなものです。
　「政治によって、別の時間と速度が制度化され、見えていなかったものが見えるようになり、それまで仕事をするだけでよいとみなされていた人々が、共に話したり、活動したりすることのできる人間として姿を現す共通の場面が開がれるのです。」（163頁）
　これを読んだときにこれはコモンズのことだと思いました。市田さんによれば、これはデモなどの闘いのことだそうでですが、この闘いには都会の大きい空き家（ビル）や工場を占拠してそこに住み着いてコミュニティを作るというかつてのアウトノミア運動などを考慮すれば、コモンズもランシエールの言う政治の美学的次元の創造の実験でしょう。
　「別の時間と速度」はすでにスローワークとして標語化されているし、ビルの5階だから地上からは見えない景色が見えるというのは駄洒落として、人間の関係性について、いろいろな差異を持つ人たちが、いろいろな働き方で仕事を引き受けている中で、スタッフは指示に従って働くという通常の働き方とは別の働き方と、その他のいろいろな活動が出来る人間として姿を現しています。
　ところでランシエールは、美学ということについても一家言あり、「美学という観念そのものが、とるに足らない人々に共有された経験の形式を、いわば宛名人が無名の思考を、芸術界におけるある種の肯定された無名の権力を含んでいます。これは最終的に、政治的なものの基盤にある無名の人間の権力に呼応します。」（163頁）
　政治的なものの基盤にある力というと、レヴィナスなら論理的関係以前に人間が取り結んでいる倫理的関係というでしょう。しかしランシエールはこの力を政治的なものと考えていて、それが民主主義なのです。そしてこの民主主義を捉えることの出来るのが美学の次元だというのでしょう。しかし私からすれば、政治の根底にあり、その前提である平等とは、人間の共同的関係ではないでしょうか。これはレヴィナスが言うように論理以前に成立している関係であり、協同思想によって表明されてきたものではないでしょうか。
　ハーヴェイは新自由主義の政治思想である、個人的自由と市場論理の基本原理化に反対し、新自由主義が派性的なものと見ているその他の諸権利を基本原理とし、新自由主義の原理を派生的なものとするオルタナティブな政治を追及しようとしています。このようなオルタナティブは政治の根底に人間の共同関係があり、この根底に基づいて政治を規定しなおす試みとしてなされるのではないでしようか。ランシエールによればこれは政治の美学的次元であり、「感性的所与そのものの構造化」ですが、これはそんなにこ難しいものではなくて、もう一つの働き方がすでに実現しているものではないでしようか。協同思想を政治と美学の観点から位置づけなおす必要を考えさせられた講座でした。　（会報『スローワーク』より転載）

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2008/01/31

ハーヴェイ論（下）のＵＰ

Author: ebara (9:46 pm)

ハーヴェイ著『新自由主義』を読む（下）を論争のページ、現状分析のところにＵＰしました。これは『ＡＳＳＢ』誌15－6号に掲載したものですが、読者の皆さんに届く前にＵＰに踏み切りました。『情況』誌08年1・2号もハーヴェイの特集がありますがあまり詳しい解説は載ってはいません。世界の金融恐慌が進行するという緊急事態であえて急いでＵＰに踏み切りました。　

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2008/01/01

年頭にあたって

Author: ebara (10:19 am)

本屋で「世界恐慌」という文字が躍っているのを見て久しぶりに『エコノミスト』を買ってしまいました。目次を見た限りでは、伝統的な危機論ですが、この間ハーヴェイ『新自由主義』（作品社）を読んだことで、何とかこの事態に遅れずに、考察していけそうです。
下層は事実上の恐慌下の生活を余儀なくされている現在、上層の危機が恐慌となってきたときに従来の恐慌とは違った展開が見られるかもしれません。1927年の世界恐慌の時には、アメリカの下層は進行する不況の中で抵抗できず、生活水準がドンドン落ちていっても生活防衛で精一杯というところでした。でも現在は恐慌に先立って下層の生活危機が進行しているのです。この点に注目して議論を組み立ててみたいと考えています。

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2007/12/26

ハーヴェイ論のUP

Author: ebara (8:28 pm)

予告しておりましたハーヴェイ論、「ハーヴェイ著『新自由主義』を読む（上）」がUPされました。
論争のページの「現状分析」のくくりの最後です。感想などありましたら掲示板に書き込んでください。

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2007/12/26

ハーヴェイ論について

Author: ebara (9:58 am)

予告していました「ASSB」誌15巻第5号に、ハーヴェイ著『新自由主義』を読む（上）を掲載しました。これについてはなるべく早くこのサイトにもUPします。ご期待ください。

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