¡Šï»¿ office-ebara - BluesBB->office-ebara 掲瀺板
ログむン  |  新芏登録
Contents
News
Communication
掲瀺板最近の投皿
About us
リンク集
ログむン
ナヌザ名:

パスワヌド:


Lost Password?

Register now!

office-ebara 掲瀺板

 ホヌムペヌゞを開いお1幎以䞊経過したした。そしおやっず議論が起きおきおいたす。共産䞻矩をめぐる論争に぀いおは、共産䞻矩フォヌラムで玹介しおいたすが、それ以倖にもホヌムペヌゞの諞論文に぀いおの批刀なども寄せられるようになりたした。投皿論文は、「論争」のペヌゞに掲茉しおいたす。掲瀺板は1000字以内の曞き蟌み甚ですので、よろしくお願いしたす。

1: è¡šã•ã‚“の『情況』連茉論文の告知(1)   2: ä¿¡ç”šè³‡æœ¬ãšçŸå®Ÿè³‡æœ¬ïŒˆïŒ‘田䞭䞀匘(3)   3: ã‚œã‚·ãƒ¥ãƒŒãƒ«ã€Žäž€èˆ¬èš€èªžå­Šç¬¬äž€å›žè¬›çŸ©ã€ç™ºå£²(3)   4: ã€Œç™ºæƒ³ã®è»¢æ›ã€ã€€ãƒ¡ã‚°ãƒŸ(1)   5: ã€Œäž–界恐慌分析のための原理」バラキン雑蚘を読んで 田䞭䞀匘(8)   6: éžç‰©è³ªçš„劎働ず䟡倀法則  田䞭䞀匘(1)   7: ç”°äž­äž€åŒ˜ さんからのお問い合わせ(2)   8: åœ“分曞き蟌みできたせん(1)   9: å­Šã³ãŸã„(2)   10: ãŠä¹…しぶりです、旧ハンドル「川魚」の、臚倏ず申したす。(1)   11: ã‚¢ãƒŠãƒªãƒ†ã‚£ã‚«ãƒ«ãƒ»ãƒžãƒ«ã‚­ã‚·ã‚ºãƒ ã«ã€ã„お(6)   12: èŠ‹è‹Šã—いですが(1)   13: ïŒ¡ïŒ³ïŒ³ïŒ¢ç›®æ¬¡ïŒˆåŸ©æŽ»ïŒ‰(1)   14: è³ƒåŠŽåƒãšã¯äœ•ã‹ïŒˆãã®äž€ïŒ‰æ£®çœŸæŸ„埩掻(1)   15: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論10(3)   16: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   17: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論補足(1)   18: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   19: ã‚る映画を芋お(1)   20: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   21: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   22: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   23: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   24: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論(1)   25: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論―その䞀(3)   26: åœ“分冷华期間、理想に぀いお(1)   27: ç€ŸäŒšçš„総劎働の配分論ずしおの商品論―その二(1)   28: ã“れから䞍定期連茉ずいうかたちで商品論解釈を投皿したす(1)   29: åŠŽåƒãšåˆ†é…ã®åˆ†é›¢ã«ã€ã„お(3)   30: å°æŸ€å‹åŸ³æ°ã®ïŒœã‚¢ãƒŠãƒªãƒ†ã‚£ã‚«ãƒ«ãƒ»ãƒžãƒ«ã‚­ã‚·ã‚ºãƒ æ‰¹åˆ€ïŒžã‚’読んで、(17)  

 New thread creation | Thread view | Tree view | Order view | Cellular phone | Top page 
« 1 ... 6 7 8 (9) 10 11 12 13 »

Menu of Threads Previous Topic Next Topic
1 「䟡倀姿態」に関する解釈
ゲスト

田侭 2007-10-25 11:26:58  [Reply] [Edit]

 さんずの論争の焊点は、簡単な䟡倀圢態における等䟡圢態の性栌、及び「盎接的亀換可胜性」をどう理解するか、ずいう点でした。その点に関しお、マルクスの蚘述を匕甚しながら自説を展開したす。匕甚は初版本文囜民文庫版を䞀郚改蚳したもので「を」を「に」ぞだけですが、ペヌゞは原兞のものを衚瀺しおいたす。

 リンネルは「それ自身の䟡倀存圚を、さしあたりはたず、自分に他の䞀぀の商品、䞊着を、自分に等しいものずしお、関係させるこずによっお、瀺すのである。もしリンネルがそれ自身䟡倀でないならば、リンネルは自分に䟡倀ずしおの䞊着を、自分に等しいものずしお、関係させるこずはできないであろう。質的にリンネルは自分に䞊着を等眮するのであるが、そうするのは、リンネルが自分に䞊着を同皮の人間劎働の、すなわちそれ自身の䟡倀実䜓の、察象化ずしお関係させるこずによっおである。」

「リンネルは、他の商品を自分に等眮するこずによっお、自分を䟡倀ずしおの自分自身に関係させる。リンネルは、自分に䟡倀ずしおの自分自身を関係させるこずによっお、同時に自分を䜿甚䟡倀ずしおの自分自身から区別する。」

䟡倀関係の䞡項は商品ですから、関係以前に䟡倀です。商品は単独の存圚ずしおは、䜿甚䟡倀ず䟡倀ずの統䞀であるからです。そしお矛盟した芏定が統䞀されおいるがゆえに、それは同時に「内的察立」なのです。したがっお、リンネルも䟡倀ずしお存圚しおいたす。たた「それ[リンネル]自身の䟡倀実䜓の、察象化」ずいわれおいるのですから、䞊着はここではあくたでもリンネルの䟡倀姿態ずしお芏定されおいるにすぎたせん。
 たた「盎接的亀換可胜性」に関しおは、次のように述べられおいたす。

「この関係のなかでは、䞊着ずいう商品皮類がリンネルに質的に等眮され、したがっお䞀定の量においお同等ずみなされ、リンネルの代わりずなり、リンネルず亀換可胜なのである。」〜
「じっさい、リンネルの䟡倀圢態はなにを意味するのであろうか䞊着がリンネルず亀換可胜である、ずいうこずである。・・・等䟡物ずいう芏定に含たれおいるのは、ただ、ある商品が䟡倀䞀般であるずいうこずだけではなくお、その商品の物的な姿においお、その䜿甚圢態においお、他の商品にたいしお䟡倀ずしお認められおおり、したがっおたた盎接に他の商品にずっおの亀換䟡倀ずしお存圚しおいるずいうこずである。」
「リンネルが䞊着を䟡倀ずしおは自分に等眮しおいながら、他方同時に䜿甚察象ずしおは䞊着ずは区別されおいるずいうこずによっお、䞊着は、リンネル−物䜓に察立するリンネル−䟡倀の珟象圢態ずなり、リンネルの珟物圢態ずは違ったリンネルの䟡倀圢態になるのである。」〜

 「盎接的亀換可胜性」は、ここではあくたでもリンネルずのみであるこずが衚珟されおいるのではないでしょうか。ここで「䟡倀䞀般」ずいわれおいるのは、䟡倀そのものずいう意味でしょう。たずえリンネルの䟡倀ずしお限定されおいようが、䟡倀はリンネルの具䜓的姿態䜿甚䟡倀からの抜象ずしおしか存圚しないのです。そのような意味においお、䟡倀ずは䞀般的なものでしかないのです。たた、この匕甚の埌半郚分は、「簡単な䟡倀圢態」を䞀般的に芏定しおいる、すなわち䟡倀関係の䞡項の具䜓的芏定性䜿甚䟡倀を特定しない圢での蚘述ずしお理解できたす。それは等䟡圢態にある商品があくたでも盞察的䟡倀圢態にある䞀商品にずっおの存圚であるこずを吊定し、䞀般的な自分以倖の党商品の䟡倀姿態であるこずを意味するものではないのです。

3 Re: 「䟡倀姿態」に関する解釈



megumi 2007-10-25 23:08:29  Mail  [Reply] [Edit]

抎原さんの本は『䟡倀圢態 物象化 物神性』でした。倱瀌 曞き間違えたした。そしお厎山さんの本のP〜にその蚘述がありたす。
4 Re: 商品の二芁因
ゲスト

megumi 2007-10-26 6:59:07  Mail  [Reply] [Edit]

「䜿甚䟡倀ずしおの亜麻垃は自立した物・・亜麻垃は他の商品ずの関係のなかでしか䟡倀ではない。」こずに぀いお

田䞭さん二぀の事にきずいたので曞きたす。

その䞀
「リンネルは、他の商品を自分に等眮するこずによっお、自分を䟡倀ずしおの自分自身に関係させる。リンネルは、自分に䟡倀ずしおの自分自身を関係させるこずによっお、同時に自分を䜿甚䟡倀ずしおの自分自身から区別する。」

厎山さんの匕甚する『初版』は、久留間さんの蚳でこうです。
「リンネルは他の商品を自分に䟡倀ずしお等倀するこずによっお䟡倀ずしおの自分自身に連関する。」

牧野さんの蚳はこうです
「〔第䞀に〕亜麻垃は他の商品ず䟡倀ずしお等眮されるこずによっお䟡倀ずしおの自分に関係する。」『察蚳初版資本論1章』P

久留間さんの蚳は䟡倀ずしおの他の商品ですが、囜民文庫のものは䟡倀ずしおの䞊着にリンネルが等眮されるこずが曖昧です。牧野さんのは亜麻垃が「䟡倀ずしおの等眮」ずされおいるので、䞊着が䟡倀であるこずは芋お取れたす。

その二
二぀の芁因の区別ですが䜿甚䟡倀・䟡倀の商品の2芁因は単独の商品におは「区別」がなく、他の商品ずの連関においおその区別が生ずる・・・ず述べおいるのではありたせんか
5 Re: 「䟡倀姿態」に関する解釈
ゲスト

田侭 2007-10-26 18:48:27  [Reply] [Edit]

「䟡倀圢態の秘密ずその謎を区別する必芁がある」ずの認識にもずづき、䟡倀圢態の秘密に぀いお、「䞭心的には盞察的䟡倀衚珟の問題であり、等䟡圢態そのものが生じるのは䜕故か、ずいうこずである。」同
このように抎原さんは䟡倀圢態の問題を、たず盞察的䟡倀衚珟の問題ずしお把握しおいたす。そのうえで、リンネル䞊着ずいう「この等匏が衚珟する、リンネルの䟡倀が䞊着に等しい、ずいうこずが、䜕故、リンネルが自分に等しいものずしおの他の䞀぀の商品䞊着に連関するこずを意味するのか。たた同じこずだが、リンネルが自分に䞊着を等眮するこずが、䜕故、リンネルが同皮の人間劎働ずしおの䞊着に連関するこずを意味するのか。」このように䟡倀圢態論の問題を把握しおいたす。
 抎原さんが䞻匵しおいるのは、リンネル䞊着を単に「二぀の䜿甚䟡倀の割合」ずいう等匏ずしお぀たり等眮ずしおずらえるのではなく、「これをリンネルからの䞊着ぞの連関ず芏定するこずによっお、この等眮におけるある質の同等性を浮かびあがらせようずしたのであった。」
 ここでいわれおいるのは、䟡倀関係ずは「同等性を暗黙の前提ずした二商品の等眮の関係」ではなく、その関係によっおはじめお同䞀性ずしおの抜象的人間劎働が芏定されるこずを解明する、ずいうこずでしょう。぀たり抜象的人間劎働ずは、関係によっおはじめお成立する瀟䌚的実䜓であるこずが、䟡倀圢態論においお明らかにされた、ずいうこずです。叀兞掟の限界は、同等性ずしおの劎働ずはどのようなものか、ずいうこずを問題ずはしおいなかったのです。マルクスがいう劎働の二重性の把握がなされおいないずいうのは、瀟䌚的実䜓ずしお超感性的に存圚するものずしお、䟡倀実䜓ずしおの劎働を把握できおいないずいうこずでしょう。叀兞掟は関係により成立する圢態芏定ずしお、䟡倀関係を把握できなかったのです。
 「同等性を暗黙の前提ずした二商品の等眮の関係」においお前提ずされおいる同等性ずは、思考抜象により把握されたものであり、マルクスのいう「蒞留法」のいいでしょう。それにたいしお䟡倀圢態論では、リンネルが䞻䜓ずなった䞊着ずの関係ずいう総合による抜象事態抜象が明らかにされたのでした。
6 Re: 䟡倀連関
ゲスト

megumi 2007-10-27 6:45:58  Mail  [Reply] [Edit]

田䞭さん『䟡倀圢態 物象化 物神性』は座右の曞でありたしたか。敬服する次第です。

抎原さんが䞻匵しおいるのは、リンネル䞊着を単に「二぀の䜿甚䟡倀の割合」ずいう等匏ずしお぀たり等眮ずしおずらえるのではなく、「これをリンネルからの䞊着ぞの連関ず芏定するこずによっお、この等眮におけるある質の同等性を浮かびあがらせようずしたのであった。」
 ここでいわれおいるのは、䟡倀関係ずは「同等性を暗黙の前提ずした二商品の等眮の関係」ではなく、その関係によっおはじめお同䞀性ずしおの抜象的人間劎働が芏定されるこずを解明する、ずいうこずでしょう。぀たり抜象的人間劎働ずは、関係によっおはじめお成立する瀟䌚的実䜓であるこずが、䟡倀圢態論においお明らかにされた、ずいうこずです。叀兞掟の限界は、同等性ずしおの劎働ずはどのようなものか、ずいうこずを問題ずはしおいなかったのです。

『初版』の蚘述・・・・
「ただ同じ単䜍の諞衚珟ずしおのみそれらは同じ分母のしたがっおたた通玄可胜な倧きさなのでである。だから・・・リンネルが自分ず同じ物ずしおの䞊着に関連するのであり、蚀い換えれば䞊着が同じ実䜓の同じ本質のものずしおのリンネルに関係させられるのである。だから䞊着はリンネルに質的に等眮されるのである。」

抎原さんはそこで「ある質の同等性」ず曞いた埌にこう述べおいたす。
「したがっおリンネルが自分に等しいものずしおの他の䞀぀の商品䞊着に関連するさいにリンネルが同皮の人間劎働の察象化ずしおの䞊着に関連しおいるずいう事態は感性で把えられるものではない。」『䟡倀圢態・・』P53

リンネルは、䟡倀ずしおの䞊着に関係するこずで自分自身の䟡倀ず関連するのですから、超感性的な抜象的人間劎働の察象化ずしおの䞊着に関係するこずであり、「䞊着が、同じ実䜓の同じ本質のものずしおのリンネルに関係させられる」のですね。ここには「反省芏定」の連関があるのですから
超感性的な抜象的人間劎働の察象化ずしおの䞊着は、リンネルず同じ実䜓の同じ本質のものにされおいる・・こずを指しお、「この等眮におけるある質の同等性を浮かびあがらせようずしたのであった」・・・ずのべたのです。だからこそ䟡倀関係でなされる事実䞊の抜象は、䞊着に瀺される䟡倀実䜓を、人間劎働力䞀般ず衚したのではないか・・・私はそう考えるのです。
7 Re: 䟡倀連関
ゲスト

田侭 2007-10-27 9:17:24  [Reply] [Edit]

䟡倀連関に぀いおですが、私は以前の「疑問」投皿文においお、次のような問題提起を行いたした。
  ゚レのリンネル着の䞊着ずいう䟡倀関係においお、リンネルは「それ自身の䟡倀存圚を、さしあたりはたず、自分に等しいものずしおの他の䞀぀の商品、䞊着に、自分に等しいものずしお、関係させるこずによっお、瀺すのである。」『資本論』初版・囜民文庫版、p.44蚀い換えれば、リンネルは䞊着を「䟡倀ずしお等眮するこずによっお・・・自分を䜿甚䟡倀ずしおの自分自身から区別するのである。」同p.45぀たり、「リンネルの䟡倀は、ただ、他の商品、たずえば䞊着にたいする関係のなかにおいおのみ珟れるので」同䞊ある。このようにマルクスは䟡倀圢態の分析を始めおいたすが、以䞊の叙述を玠盎に読むず、「䟡倀ずしお」リンネルは「䟡倀ずしおの」䞊着に関係するず読めたすが、そうなるず䟡倀存圚ずしおのリンネル・䞊着が䟡倀圢態に先行しおいるこずになるのではないでしょうか。そしおここから䟡倀圢態論を䟡倀衚珟論ずしおのみ捉える解釈が珟れるのではないか。
 これにたいしお抎原さんは぀ぎのようコメントを寄せおくれたした。

「商品の生産過皋ず流通過皋は資本䟡倀のひず぀の流れですから、それをどこかで恣意的に切断しお、䟡倀存圚ず䟡倀圢態ずいう颚に分けるこずは䜙り意味はないでしょう。䟡倀ずは商品章の段階では亀換䟡倀ですが、貚幣の資本ぞの転化以降は資本䟡倀ずなりたす。」

䟡倀ずは商品生産者の瀟䌚的関係の物象的圢態にほかなりたせん。それが意味するずころは、商品生産者同士の盎接的瀟䌚関係は存圚せず、物象的関係商品の亀換関係䟡倀関係においお初めお成立するずいうこずでしょう。すなわち商品単独では䟡倀は成立しないのではないでしょうか。
ここで新たな問題が発生したす。では単独の商品における二重性をどのように把握すべきなのか、ずいうこずです。䟡倀圢態論以前に䟡倀実䜓論が「蒞留法」により䟡倀実䜓論が展開されおいるこずをどのようにずらえるのか、ずいう問題です。
マルクスは䟡倀をたず亀換䟡倀ずしおの分析から始め、亀換関係から「蒞留法」により䟡倀実䜓を導出しおいたす。぀たり䟡倀の分析は垞に関係を前提しおいるのです。䞊述の疑問、「商品単独では」ずいう問題蚭定が誀っおいるのです。商品自䜓がひず぀の関係なのですから。この点に぀いおは『䟡倀圢態・物象化・物神性』でもし぀こいくらいに指摘されおいたす。たずえば「商品圢態ずいう物象盞互の瀟䌚的関係がずる圢態の内容たる人々の瀟䌚的生産関係」぀たり商品ずいう堎合には、それを単独で考察する堎合でも、䟡倀関係が前提ずなっおいるずいうこずでしょう。そのような事態は日垞意識においおも぀ねに意識されおいたす。生産珟堎でのコスト管理ずは、生産物ず貚幣ずの関係にほかなりたせん。商品生産においおは、぀ねに貚幣ずの関係が念頭に眮かれおいるのです。亀換関係ず亀換過皋ずの区別は、前者が芳念的関係であり、埌者が珟実の瀟䌚的関係であるこずを認識したうえでの議論ですが
このような意味においお、私は䟡倀物䞊着はリンネルずの関係における芏定であるずずらえおいたす。
8 Re: 資本論冒頭の亀換䟡倀の分析
ゲスト

megumi 2007-10-27 20:32:41  Mail  [Reply] [Edit]

マルクスは䟡倀をたず亀換䟡倀ずしおの分析から始め、亀換関係から「蒞留法」により䟡倀実䜓を導出しおいたす。぀たり䟡倀の分析は垞に関係を前提しおいるのです。

田䞭さん、次のサむトで資本論冒頭での亀換䟡倀の分析が述べられおいたす。

量的関係ずしおの亀換䟡倀ず「商品に内的な・・亀換䟡倀」の区別が無いこずは、次のカりツキ―先生の教瀺䟝頌の歎史的䌝統なのですね。
http://red.ap.teacup.com/shihonron/8.html?b=10#comment

ぜひずもここで意芋を述べおください。
私たちはこのような歎史的な䌝統が及がす亀換䟡倀の理解から自由ではないのです。
9 Re: 資本論冒頭の亀換䟡倀の分析
ゲスト

megumi 2007-10-28 21:25:49  Mail  [Reply] [Edit]

版の次のずころから玐解いおいきたしょう。

「 単玔な䟡倀圢態の党䜓
・・・・・・・・
この章のはじめでは、普通の流儀にしたがっお、商品は䜿甚䟡倀および亀換䟡倀であるず蚀ったが、これは、厳密に蚀えば、誀りであった。商品は、䜿甚䟡倀たたは䜿甚察象、および「䟡倀」である。商品は、その䟡倀がその珟物圢態ずは異なる䞀぀の独特な珟象圢態、亀換䟡倀ずいう珟象圢態をずるやいなや、あるがたたのこのような二重物ずしお自己を衚すが、商品は、孀立的に考察されたのではこの圢態を決しおずらず、぀ねにただ、第二の、皮類を異にする商品ずの䟡倀関係たたは亀換関係の䞭でのみ、この圢態をずるのである。もっずも、このこずを心えおおきさえすれば、先の蚀い方も有害ではなく、簡玄に圹立぀。」資本論四版

「商品は、その䟡倀がその珟物圢態ずは異なる䞀぀の独特な珟象圢態、亀換䟡倀ずいう珟象圢態をずるやいなや、・・・」ず述べられた「亀換䟡倀ずいう珟象圢態」ずは、商品分析冒頭での

「第二に、亀換䟡倀は、そもそもただ、それずは区別されるべきある内実の衚珟様匏、「珟象圢態」でしかありえない」

のこずではなかろうか

䟡倀の珟象圢態ずしおの亀換䟡倀ずは、盎接亀換可胜な䜿甚䟡倀であり、経枈的圢態芏定を受けた䜿甚䟡倀のこずですね。

このあたりの敎理を『初版』でこうのべおいたした。

「かの単玔な䟡倀衚珟の䞭に䟡倀の圢成の秘密・・・が芋だされる」の泚20の文節の埌に続いおいたす。

「商品の䟡倀の盞察的衚珟には䟡倀の二぀の圢匏が含たれおいるこずがわかった。〔即ち〕亜麻垃がその䟡倀ず䞀定の䟡倀の倧きさずを䞊着で衚珟しおいる・・〔その時〕亜麻垃は自分の䟡倀を他の商品ぞの䟡倀関係のなかで瀺しおいるのであり、したがっお亀換䟡倀〔盞察的䟡倀〕ずしお瀺しおいるのである。他方盞手方の商品である䞊着は亜麻垃の䟡倀を盞察的に衚珟しおいるのだがそれは、たさにそのこずによっお亜麻垃ず盎ちに亀換されうる䜿甚䟡倀ずいう圢匏をずるこずになる。」牧野蚳『初版資本論第䞀章・・』P
盞察的䟡倀ずは区別された経枈的圢態された亀換䟡倀が瀺されたのですね。

ここにリカヌド批刀が明瀺されたのです。
この展開は前に觊れおいた次の䞀節の説明ずしおあったのです。

「・・・〔以䞊をたずめるず〕䜿甚䟡倀ずしおの亜麻垃は自立したものである。しかし亜麻垃は他の商品ずの関係〔たずえば䞊着〕でしか䟡倀ではない。〔぀たり䟡倀ずしおの亜麻垃は自立しおいない。しかるにその関係ずは䞊着ずいう商品皮をば、亜麻垃ず〔䟡倀ずいう〕質では同じずする関係でありしたがっお、䞡者は䞀定の量ず぀比べれば同じであり取替えできるし亀換できるずいうこずを衚した関係である。埓っお䟡倀は亀換䟡倀ずしお珟れるずきにしか䜿甚䟡倀ずは異なった固有の圢をも぀こずができないのである。぀たり䜿甚䟡倀はそれ自身の䞭で䜿甚䟡倀ずしお珟れおいるが、䟡倀は亀換䟡倀ずされた他者の䞭で䟡倀ずしお珟れるしかないのである。。同䞊

「埓っお䟡倀は亀換䟡倀ずしお珟れるずきにしか䜿甚䟡倀ずは異なった固有の圢をも぀こずができないのである」・・・の亀換䟡倀は亀換䟡倀〔盞察的䟡倀〕ずは区別されたものであり等䟡圢態にある䜿甚䟡倀䞊着の䟡倀の珟象圢態ずしおの、䞊着の自然的圢態が圢態芏定された亀換䟡倀のこずなのです。
こうしお商品の䜿甚䟡倀・䟡倀の内的芁因が䟡倀関係を媒介に、盞察的䟡倀圢態にあるリンネルを䜿甚䟡倀等䟡圢態にある䞊着を亀換䟡倀ず、刀断され䟡倀関係が物象の瀟䌚関係であるこずが立蚌されたのです。

蒞留法での商品分析ず䟡倀圢態での商品分析が、リカヌドの盞察的䟡倀ぞの批刀ずしお統䞀的に展開されおこなかった匊害が物象化論が生かされないこずになっおいたのですね。私はこの䜜業の䞭で、このように考えるこずが出来たした。
10 Re: 資本論冒頭の亀換䟡倀の分析
ゲスト

田侭 2007-11-1 20:39:16  [Reply] [Edit]

さん盞察的䟡倀圢態ず等䟡圢態ずを亀換䟡倀の二぀の圢態ずしお把握したうえで、䞡者を区別するずいうこずだず理解したした。私もその点に賛成です。その区別を倖的なものではなく、䞡者の内的関係―反省芏定ずしお把握しうるかどうか、この点がリカヌドずマルクスの盞違なのだず理解したした。
今回の議論で確認できたのは、䟡倀関係の䞻䜓は盞察的䟡倀圢態にある商品ですが、その䞻䜓が客䜓−䞻䜓の察象たる等䟡圢態商品に反省芏定される、ずいうこずの意味です。䞻䜓が客䜓に芏定されおいるのですね。ここに物神厇拝の根拠があるずいうこずを再認識したした。぀たり䞻䜓の行為にもかかわらず、䞻䜓は芏定されるずいう受動的䜍眮に眮かれおいたす。その意味では客䜓が䞻䜓に反転しおいるずいえるのではないでしょうか。そのような商品の関係は、商品所有者の意識には、貚幣が自分たちの共同行為の産物であるにもかかわらず、䟡栌を぀けるずいうかたちで、貚幣が自分の倖にある前提ずしお意識される、ずいうかたちで珟れおいるのでしょう。
物神厇拝は関係認識の錯誀などではなく珟実的な根拠がある、この点をどのように理解するかが、決定的だずいうこずでしょう。

 資本論䞉巻に぀いおですが、倧谷さんの文献を調べたした。かなりの量でそれだけで圧倒されおしたいたした。数孊が苊手で嫌いな私は、だいたい利最率の蚈算匏がでおくるだけで挫折しおしたいたす。「䞉䜍䞀䜓」の章を結論ずしおよめばいいやずいう姿勢で、スルヌしおいたしたが、やはりそれでは珟代資本䞻矩を理解する糞口にすらたどり着けないようなので、これからがちがち始めたいず思いたす。
11 Re: 資本論第䞉巻の読み方
ゲスト

抎原 2007-11-1 22:06:26  [Reply] [Edit]

資本論第䞉巻はなるほど平均利最から始たっおいたすが、いきなり第五線利子生み資本から入っおください。平均利最に぀いおは資本論の解説曞䟋えば『資本論を孊ぶ』有斐閣で内容の倧枠を掎んでください。それで十分です。
倧谷さんの考蚌を読みながら、最近出た信甚論研究䌚線集の『珟代金融ず信甚理論』、『金融グロヌバリれヌションの理論』ずもに倧月曞店をちらちら暪目で芋おください。これらが良くも悪くも日本の信甚論研究の最前線です。
12 Re: 資本論第䞉巻の読み方
ゲスト

田侭 2007-11-1 23:44:54  [Reply] [Edit]

たびたびのアドバむス、本圓にありがずうございたす。倧谷さんの論文を入手するこずからはじめお、第䞉巻に取り組んで芋たいず思いたす。い぀になるこずやらわかりたせんが、感想や質問ができるようになればず思っおいたす。
All are read Newest 50 1-100 The top of a board Reload

Menu of Threads Previous Topic Next Topic
1 『資本論』第䞉巻に぀いお
ゲスト

田侭 2007-10-28 22:00:11  [Reply] [Edit]

さん、最新の投皿に関するコメントは埌日したいず思いたす。そのたえに、教えおいただきたいこずがありたす。さんが玹介しおくれたサむトを芘きたしたが、いきなり信甚商品に関する議論になっおおり、『資本論』第䞉巻の重芁性を痛感したした。抎原さんの信甚資本䞻矩論をよんでもそうでしたが、私のような思想史専攻者は二巻・䞉巻は経枈孊の領域ずしお敬遠しがちです。でもそれではたずいず思い、これから取り組みたいず思いたした。そこで次の䞉点を教えおくださるずたすかるのです。
二巻より先に䞉巻を読んでも解釈䞊問題はないでしょうか。
抎原さんの論文を読むず、䞉巻の珟行版は問題が倚いように思えたすが、それはやはり決定的なもので、珟行版のみの読解では、誀った解釈が生じるのでしょうか。
廣束版『ドむツ・むデオロギヌ』のような新版は―たずえば倧谷版のような―翻蚳ずしお入手できたすか。
 以䞊、抎原さんを含めお、皆さんのご教瀺を仰ぐしだいです。
2 Re: 『資本論』第䞉巻に぀いお
ゲスト

抎原 2007-10-29 0:07:21  [Reply] [Edit]

資本論第䞉巻は、二巻を読たなくずも倧䞈倫です。
䞉巻の倧谷さんの文献考蚌は終わっおいお、法政倧孊の『経枈志林』のバックナンバヌを経枈孊郚に泚文すれば手に入りたす。信甚のずころはぜひこちらの方を読んでください。
All are read Newest 50 1-100 The top of a board Reload

Menu of Threads Previous Topic Next Topic
1 商品の二芁因に぀いお再論
ゲスト

田侭 2007-10-28 12:57:28  [Reply] [Edit]

私の投皿に矛盟した蚘述がありたすので、もう䞀床敎理しおおきたいず思いたす。

 「䟡倀関係の䞡項は商品ですから、関係以前に䟡倀です。商品は単独の存圚ずしおは、䜿甚䟡倀ず䟡倀ずの統䞀であるからです。そしお矛盟した芏定が統䞀されおいるがゆえに、それは同時に「内的察立」なのです。」
 「䟡倀関係ずは「同等性を暗黙の前提ずした二商品の等眮の関係」ではなく、その関係によっおはじめお同䞀性ずしおの抜象的人間劎働が芏定されるこずを解明する、ずいうこずでしょう。぀たり抜象的人間劎働ずは、関係によっおはじめお成立する瀟䌚的実䜓であるこずが、䟡倀圢態論においお明らかにされた、ずいうこずです。」
  「぀たり商品ずいう堎合には、それを単独で考察する堎合でも、䟡倀関係が前提ずなっおいるずいうこずでしょう。」
  
 の叙述においお、「関係以前に䟡倀で」あるずいうのは
誀りで、䟡倀を瀟䌚的関係の関係なく存圚する実䜓のようないいかたでした。撀回したす。が正しい把握だず思いたす。
 さんの批刀は、このように関係のなかでのみ䟡倀を把握するのは、䟡倀を単に盞察的䟡倀亀換䟡倀ずしお把握するにずどたるのではないか、ずいうこずだず思いたす。そしおそのような理解は、抜象的人間劎働の盎接的䜓化物ずしおの等䟡圢態を把握できないのでは、ずいうように、私は理解したした。ここでもう䞀床、䞀商品における二芁因に぀いお考えおみたす。
 たず出発点は前回の投皿で述べたように、商品商品生産瀟䌚においお劎働生産物がずる瀟䌚的圢態を、瀟䌚的生産関係がそこで唯䞀成立する物象的圢態ずしお把握するこずです。そのような意味で文をのべたした。
 では䞀商品に内圚する䟡倀ずいうものはないのか、ずいうこずですが、関係による圢態芏定を、それが自己の内的芏定ずしお、぀たりヘヌゲル流にいうず自己内還垰するものずしお、理解するこずによっお、解決できるのではないでしょうか。䟡倀ずは瀟䌚的に必芁ず認められた劎働の察象化であり、商品瀟䌚においおそれは抜象的人間劎働にほかなりたせん。そしお抜象的人間劎働ずしおの瀟䌚的劎働ぞの還元は、ただ物象的圢態ずしおの他の商品ずの䟡倀関係においおのみなされたす。この事態抜象によりある商品を生産した劎働は抜象的人間劎働ずなり、その商品は抜象的人間劎働の察象化ずしお䟡倀ずなるのです。このように䟡倀は䞀商品に内的な芏定なのですが、それは超感性的な芏定であり、䟡倀そのものずしおは感性的に存圚したせん。そこでマルクスは぀ぎのように䟡倀関係を単に二商品の量的比范の関係から、䟡倀圢態の関係ずしお把握すべき必然性を述べたのです。
「商品は、もずもず、䞀぀の二重物、䜿甚䟡倀にしお䟡倀、有甚劎働の生産物にしお抜象的な劎働凝固䜓なのである。それゆえ、自分をあるがたたのものずしお衚すためには、商品はその圢態を二重化しなければならないのである。䜿甚䟡倀ずいう圢態のほうは、商品は生たれ぀きそれをもっおいる。それは商品の珟物圢態である。䟡倀圢態のほうは、商品は他の諞商品ずの亀際においおはじめおそれを埗るのである。ずころが、商品の䟡倀圢態は、それ自身もたたやはり察象的な圢態でなければならない。諞商品の唯䞀の察象的な諞圢態は、諞商品の䜿甚姿態であり、諞商品の珟物圢態である。ずころで、ある商品の、たずえばリンネルの、珟物圢態は、その商品の䟡倀圢態の正反察物であるから、その商品は、ある別の珟物圢態を、ある別の商品の珟物圢態を、自分の䟡倀圢態にしなければならない。」
All are read Newest 50 1-100 The top of a board Reload

Menu of Threads Previous Topic Next Topic
1 商品の二芁因に぀いお
ゲスト

田侭 2007-10-27 8:28:53  [Reply] [Edit]

 䟡倀関係に぀いおの投皿を読みたしたが、先に商品の二芁因に぀いおコメントしたす。
 商品の二芁因に぀いおですが、日垞意識においおも「これは倀打ちがある」ずいう蚀葉は、䜿甚䟡倀ず䟡倀ずが融合した意識ではないでしょうか。たた鑑定団ふうの卑俗なたずえで申し蚳ありたせんが、「倀打ち」ずいう蚀葉には䜿甚䟡倀ずしおすぐれおいるずいう意味、質が優れおいるずいう意味が含たれおいないでしょうか。そしお、だからこそ倀段も高い、ずいう意味があるような気がしたすが、どうでしょうか。
 単独の商品における内的区別内的に区別されおいるがために、それは単独の商品においおは統䞀されおいるずもいえるのでしょうが、䟡倀関係により䟡倀圢態ずいう倖的区別盞察的䟡倀圢態ず等䟡圢態に関する次のマルクスの叙述を怜蚎しおみおください。
「商品は、もずもず、䞀぀の二重物、䜿甚䟡倀にしお䟡倀、有甚劎働の生産物にしお抜象的な劎働凝固䜓なのである。それゆえ、自分をあるがたたのものずしお衚すためには、商品はその圢態を二重化しなければならないのである。䜿甚䟡倀ずいう圢態のほうは、商品は生たれ぀きそれをもっおいる。それは商品の珟物圢態である。䟡倀圢態のほうは、商品は他の諞商品ずの亀際においおはじめおそれを埗るのである。ずころが、商品の䟡倀圢態は、それ自身もたたやはり察象的な圢態でなければならない。諞商品の唯䞀の察象的な諞圢態は、諞商品の䜿甚姿態であり、諞商品の珟物圢態である。ずころで、ある商品の、たずえばリンネルの、珟物圢態は、その商品の䟡倀圢態の正反察物であるから、その商品は、ある別の珟物圢態を、ある別の商品の珟物圢態を、自分の䟡倀圢態にしなければならない。」
All are read Newest 50 1-100 The top of a board Reload

Menu of Threads Previous Topic Next Topic
1 「䟡倀姿態」に関する解釈
ゲスト

田侭 2007-10-25 11:29:09  [Reply] [Edit]

第䞀圢態から第二圢態ぞの移行を論ずる際に、マルクスは次のように述べおいたす。
第二圢態、すなわち「゚レのリンネル量のコヌヒヌ等々においおは、コヌヒヌ等々は、䞊着がそうだったのずたったく同じように、ただ個別的な等䟡物であるにすぎないからである。」
 さらに第䞉圢態の導入郚では次のように述べおいたす。ここでは等匏が倒眮されおいるので、䞊着は盞察的䟡倀圢態におかれおいたす。
「この簡単な等匏は、いたではさらに展開されおいる。元来はこの等匏はただ次のこずを含んでいただけである。すなわち、䞊着䟡倀が、ある他の商品においお衚珟されるこずによっお、䜿甚䟡倀䞊着たたは䞊着䜓そのものからは区別された独立な圢態を埗る、ずいうこずがそれである。いたではこの同じ圢態は、䞊着をすべおの他の商品にたいしおも䟡倀ずしお瀺しおおり、したがっおたた、それは䞊着の普遍劥圓的な䟡倀圢態なのである。」
 ここではじめお等䟡圢態盞察的䟡倀圢態の商品の、それ自身の䜿甚䟡倀から区別された䟡倀存圚ずしおの圢態は、普遍的䞀般的な性栌を獲埗するのです。

 この論争によっお、はじめお理解できたこずがありたす。文化知を構想するさいに決定的に重芁なこずは、関係の䞡極における圹割の違いずいうこずではないか。すなわちどちらが関係における䞻䜓であり、反省芏定される項なのか、ずいうこずです。第二に、なぜそのような関係が成立するのかを確定しなければならない、ずいう点です。生産過皋そのものが私的なものであるにもかかわらず、その生産物は瀟䌚的な存圚である、ずいう矛盟の展開が、䟡倀圢態の展開の必然性根拠でした。他の瀟䌚的関係におけるそのような根拠をどのようにずらえるのかを、今埌の私の課題ずしたいず思いたす。

All are read Newest 50 1-100 The top of a board Reload

 New thread creation | Thread view | Tree view | Order view | Cellular phone | Top page 
« 1 ... 6 7 8 (9) 10 11 12 13 »

BluesBB ©Sting_Band