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Re: Re䟡倀関係ずは抂念的存... ç”°äž­ 2008-2-20 11:14
Re: 耇雑劎働の単玔劎働ぞの... megumi 2008-2-22 2:03
Re: 耇雑劎働の単玔劎働ぞの... åç„¡ã—さん 2008-2-26 10:41
Re: 共通認識 ïœ 2008-2-27 3:19
䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀 megumi 2008-2-29 4:02
Re: 䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀 ç”°äž­ 2008-3-1 9:29
Re:諞亀換䟡倀ず亀換䟡倀 ïœ 2008-3-1 20:07

11 Re: Re䟡倀関係ずは抂念的存圚の衚珟
ゲスト

田侭 2008-2-20 11:14  [Reply] [Edit]

〈「同量の䟡倀量ずしおの商品の関係」の意味するこずは、同量の瀟䌚的必芁劎働の凝固した䟡倀――の存圚ずしおの同質の諞商品の関係でありたす。この䞻匵の意味は、䜿甚䟡倀による䟡倀の衚珟を芏定する䟡倀法則の立蚌――ず蚀うリカヌド理論をしか、残念ながら意味したせん。〉
さんもご承知のように、マルクスは䟡倀圢態論ずならんで、自らの発芋あるいは独自性ずしお劎働の二重性の把握をあげおいたす。叀兞掟は䟡倀の実䜓ずしおの劎働を把握しながらも、経隓論的芳点の限界ゆえに、䟡倀実䜓の抜象性を明確にできなかったのです。瀟䌚的必芁劎働時間の抂念をリカヌドは持っおいたにもかかわらず、それを盎接的な投䞋劎働時間ずしおしか把握できなかったのは、「蒞留法」ずしおの理論的抜象すら明確になされおいないからでした。耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元は把握しおいたにも関わらず。
ではなぜ劎働の二重性を把握できなかったのか。さらにいえば、なぜ叀兞掟には䟡倀圢態論がなかったのか。それは私的劎働ず瀟䌚的劎働ずの矛盟・察立を瀟䌚的分業から展開できなかったからではないでしょうか。私的劎働を瀟䌚的劎働ぞず転化させる必然的圢態ずしおの䟡倀ずいう抂念がなく、単なる量的比率である亀換䟡倀ずいう珟象圢態にずどたったのもそれゆえでしょう。
商品生産瀟䌚に固有な劎働の瀟䌚的性栌ずしおの諞劎働の抜象的同䞀性である抜象的人間劎働を超歎史的抂念ずしお把握するのも、同じ理由からでしょう。そのような理解は、物象ずしおの商品の亀換関係ずしおしか劎働の瀟䌚的関係が存圚しえないこずの無理解に原因があるず思いたす。぀たり物象関係の背埌には本質ずしおの人々の瀟䌚的関係が存圚するず考えおいるのです。瀟䌚的平均化は亀換関係でしかなしえないこずが理解されないのも、同様です。瀟䌚的平均化を抜象的人間劎働ぞの還元ずしお理解するならば、䟡倀圢態論における回り道ずは物象的関係ずしおのみ劎働の瀟䌚的性栌が成立するその仕方を解明したものずいえるのではないでしょうか。
以䞊のこずはわれわれの共通認識だず思いたす。では盞違はどこにあるのでしょうか。私が思うにそれは抜象的人間劎働の量的芏定に具䜓的有甚劎働のそれをリンクさせお考えるべきか吊か、ずいう点だず思いたす。瀟䌚的必芁劎働時間あるいは瀟䌚的生産性ずは、ある䞀商品においお問題ずなるものであり、他の商品の瀟䌚的生産性ずは区別されるべき問題です。商品の皮類あるいは区別ずは、やはり䜿甚䟡倀の盞違であるず私は思いたす。
この問題を単なる生理孊的支出ずしおの偎面から考えおみたのが、前々回の投皿文なのです。耇雑劎働の単玔劎働の還元の問題は、具䜓的有甚劎働の皮別の問題であるのです。異なる具䜓的有甚劎働を質的に同䞀化し、さらに刀断ずしお量的比范を成立させるためには、単なる生理孊的支出ずしおの質および量ぞの還元が必芁なのです。具䜓的有甚劎働における消費カロリヌ単䜍での同䞀化ず比范、䟡倀実䜓ず有甚劎働ずの関連ずは、以䞊のような問題ではないかず、私は考えおいたす。
私が関連にこだわるのは、協同瀟䌚における劎働時間に基づく生産の蚈画、財の構成員ぞの分配ずいう堎合の劎働時間ずはどのようなものずしお考えるべきか、ずいう問題を意識しおいるからです。この問題を䟡倀実䜓ずしおの抜象性をいかに具䜓性ぞず回埩させるのか、問題の立お方が正圓かどうかを含めお、今埌詳现に考えおみたいず思いたす。
12 Re: 耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元
ゲスト

megumi 2008-2-22 2:03  Mail  [Reply] [Edit]

田䞭さん、次のは旧戊旗掟に属しお、宇野経枈孊に䟝拠した人物の亀換䟡倀から還元される共通者の理解を瀺した、兞型䟋です

 「およそすべおの商品は、具䜓的効甚である「䜿甚䟡倀」ず、他の諞商品ずの亀換比率を衚わす「亀換䟡倀」ずをもっおいる。この亀換䟡倀を貚幣で評䟡したものが「䟡栌」である。
 ずころで、たったく性質のちがう諞商品が亀換されあう時、この商品の䞡者に、質的に同じで量的に比范可胜なものがなければ、䞡者の亀換比率は決定されえない。それが商品の「䟡倀」ず呌ぱれるもののこずである。そしおその商品の䟡倀の倧きさは、その商品の生産に、盎接・間接に芁した瀟䌚的必芁劎働時間によっお決定される。このこずを「䟡倀法則」ずいう。」
マルクス『賃劎働ず資本』孊習ノヌト
草加耕助 f(^^;) 「闘う劎働者」1985幎3月日号 戊旗瀟より
http://bund.jp/modules/text/index.php?content_id=76

ここには、「䟡倀抜象」の理解しかありたせんし、亀換比率から共通者䟡倀を求めるカりツキヌ理論の普遍的継承がありたすしかし、草加耕助氏の論文でわかるように、ここには、新巊翌・宇野経を孊んだ人々が、スタヌリン経枈孊ずの雑炊に頭がかき回されおいるこずの蚌明ではありたす

䟡倀抜象ず、事実䞊の抜象ずを分ける抎原さんの理論的抜象批刀ずしおの文化知の決定的意矩の普遍化がずおも倧切です

耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元は、二぀の抜象のどちらに属するこずでしょうか
事実䞊の抜象に属するこずですか経枈的圢態芏定に属するのですか
それずも人間的劎働力䞀般の実珟圢態から反照される・反省芏定を受け取る回り道を経おの劎働抜象的人間劎働に属するこずでしょうか

耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元は、瀟䌚的必芁劎働時間の単䜍ずなる瀟䌚的平均劎働力の芏定の仕方にかかっおいる
それは、瀟䌚的実䜓である人間的劎働力䞀般の支出での個人的劎働力の芏定であったのだから、共同䜓での共同䞻䜓的な人的劎働力の支出ずは異なるこずが前提された芏定であり、量的存圚ずしおの亀換䟡倀から還元される共通者ずしおの瀟䌚的実䜓であったのだから、劎働生産物の具䜓的姿態の党おを捚象抜象ではないした意味での、䟡倀実䜓・人間的劎働力䞀般の支出であったのです。

ずころが宇野は、瀟䌚的実䜓を「劎働・生産過皋」ずする理解から、個人的劎働力の瀟䌚的平均劎働力ずしおの単䜍での支出を私的劎働に他ならない、すでに、瀟䌚的実䜓であるからず、「劎働時間もたた瀟䌚的劎働ずしお蚈量されねばならない」『資本論の埩暩』P127からの孫匕きずしたのですね。瀟䌚的平均劎働力の芏定は、「珟存の瀟䌚的・暙準的な生産条件ず劎働の熟緎及び匷床の瀟䌚的平均床」からもたらされるも、劎働過皋が瀟䌚的結合をしおいる共同䜓ではないのだから、私的劎働でしかないのでした。『埩暩』に、「宇野の堎合、䟡倀の実䜓を生きた劎働に求めたが故に「劎働生産過皋」を実䜓化しこれを瀟䌚的実䜓ぞず祭り䞊げ・・・」同P181ずある。

この 宇野流瀟䌚的実䜓の理解は、ロヌれンベルグの瀟䌚的実䜓の批刀ずしおあったのではないか
「亀換䟡倀ずしおはこれらの商品は単に劎働生産物であるに過ぎぬ」『資本論蚻解』?P107
䜿甚䟡倀の量的比率ずしおの亀換䟡倀から還元される実䜓が、「劎働生産物」なのですから、生産過皋での流動しおいる生きた劎働・人間的劎働力の支出が、ロヌれンベルグにずっおは、䟡倀実䜓なのですが、その先を読んだ宇野にずっおは生産過皋が瀟䌚的実䜓であるず䞻匵しおいるように芋えたのだず思うのです

このような宇野さんの劎働過皋での人間的劎働力の支出の衚象が、具䜓的劎働を抜象捚象や還元ではないした生きた劎働にあるのであれば、瀟䌚的必芁劎働の単䜍が、共同䜓的な瀟䌚的実䜓による劎働力の支出なのか資本制的な瀟䌚的総劎働力の個人的な平均劎働力の支出なのかの盞違は、問題にされないのではないかな䟡倀関係が䜿甚䟡倀の量的偎面の関連ずしか意識されず、質的偎面の関連は意識倖に远いやられおしたうのですね埌日の蚂正を加えおありたす

さお、耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元はそれぞれの具䜓的劎働を抜象したものずの意芋をも぀のであれば、䟡倀ずは、瀟䌚的単䜍でなく、䜿甚䟡倀の物的属性衚瀺される劎働の二重性は混同されたすねであり、商品関係ずは、物ず物ずの関係の超歎史的な究極完成された瀟䌚関係ずなるのですね・・・・・・
13 Re: 耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元
ゲスト

名無しさん 2008-2-26 10:41  [Reply] [Edit]

〈耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元は、二぀の抜象のどちらに属するこずでしょうか
事実䞊の抜象に属するこずですか経枈的圢態芏定に属するのですか
それずも人間的劎働力䞀般の実珟圢態から反照される・反省芏定を受け取る回り道を経おの劎働抜象的人間劎働に属するこずでしょうか〉
理論的抜象を甚いお䟡倀実䜓を導出しおいる、節では、還元は理論的なものにずどたりたす。抜象の具䜓的メカニズム―これこそが事態抜象ずしおの回り道なのですが―を解明しおいる節䟡倀圢態論においおはじめお事態抜象であるこずが把握されるず私は解釈しおいたす。ただ理論的抜象ずはいっおも、亀換関係の内郚で珟れる結果からの抜象であるので、事態抜象の結果ずしおの還元の盎芳的把握であるずいえたす。そのかぎりで超歎史的抂念ずしお節での抜象的人間劎働を把握する解釈は誀っおいたす。
事態抜象では耇雑劎働の単玔劎働ぞの還元ずしおの瀟䌚的平均劎働力ぞの還元が行われるず同時に、生産条件の瀟䌚的平均氎準ぞの還元も行われるのです。瀟䌚的必芁劎働を芏定する芁因は、劎働過皋ずしおみた生産過皋の二぀の契機生産手段ず生産的劎働に察応した二芁因であるず解釈しおいたす。
「瀟䌚的に必芁な劎働時間ずは、珟存の瀟䌚的・暙準的な生産諞条件ず、劎働の熟緎および匷床の瀟䌚的平均床をもっお、なんらかの䜿甚䟡倀を生産するのに必芁な劎働時間である。」
は同䞀の商品生産郚門内の平均化ですが、は同䞀郚門の平均化をさらに尺床ずしおの単玔劎働ぞの還元を意味しおいたす。そうでなければ䟡倀実䜓ずしおの劎働ではなく、したがっお䟡倀量を芏定する劎働たりえないからです。
抜象的人間劎働が具䜓的有甚劎働ず䜕らかの関連を持ったものでなければ、生産条件の倉化が䟡倀量に圱響するこずはできないのではないでしょうか。生産条件の倉化は、劎働力の平均的存圚が䞍倉であれば、尺床ずしおの抜象的人間劎働に圱響は䞎えたせん。䞀時間圓たりキロカロリヌの生理孊的䞻出を抜象的人間劎働の䞀時間ずする、ずいったような圢での還元は、それが具䜓的有甚性を捚象したものであるこず、぀たり生産条件ずの関係抜きに芏定された単なる人間的劎働力の支出であるため、生産条件の倉化の圱響は受けたせん。しかしそれがある商品の䟡倀量を芏定するさいには、その商品に含たれる䟡倀実䜓量は倉化したす。今たで二時間で䜜れたものが䞀時間で䜜れるずいう事態を考えおみたしょう。圓然のこずながら、劎働時間の倉化はたず具䜓的有甚劎働時間の倉化ずしお珟れたす。劎働の瀟䌚的平均床、すなわち尺床単䜍ずしおの劎働力が倉化しないずするず、生理孊的支出量は有甚劎働䞀時間あたりでは倉化したせん。しかしその䞀時間が生産する商品は半分になるので、䞀商品あたりの抜象的人間劎働量は半枛し、䟡倀も半枛したす。
このように具䜓的劎働ず抜象的人間劎働ずの関連を考えなければ、䟡倀論は理解できないず思いたす。
さんは瀟䌚的平均ずいう䜜甚をどのようなものずしお考えおいるのでしょうか。平均の元ずなる数量はどのような量なのでしょうか。抜象的人間劎働自䜓が平均化の産物であるずするならば、平均の元に抜象的人間劎働を考えるこずはできないのではないか、このように私は考える次第です。
14 Re: 共通認識
ゲスト

 2008-2-27 3:19  Mail  [Reply] [Edit]

ちょず埌戻りしたす
田䞭さんの䞻匵
ではなぜ劎働の二重性を把握できなかったのか。さらにいえば、なぜ叀兞掟には䟡倀圢態論がなかったのか。それは私的劎働ず瀟䌚的劎働ずの矛盟・察立を瀟䌚的分業から展開できなかったからではないでしょうか。私的劎働を瀟䌚的劎働ぞず転化させる必然的圢態ずしおの䟡倀ずいう抂念がなく、単なる量的比率である亀換䟡倀ずいう珟象圢態にずどたったのもそれゆえでしょう。
・・・・・・・・略・・・・・・・・・
以䞊のこずはわれわれの共通認識だず思いたす。

田䞭さん残念ながら、これらの䞻匵には、
われわれの共通認識
はありたせん。
私的劎働を瀟䌚的劎働ぞず転化させる必然的圢態
ずは「䟡倀」でなく、䟡倀圢態であり、等䟡物である䜿甚䟡倀䞊着をぞおの回り道だからです。䟡倀圢態・䜿甚䟡倀の二重の商品圢態ずは、䟡倀関係の質的偎面であり、䟡倀圢態の秘密ずしおの䜿甚䟡倀が䟡倀の珟象圢態に反照反省させおの、䞡極での芏定ずしおの䟡倀・䜿甚䟡倀の珟れであるからです反省芏定ずしおの超感性的な䟡倀圢態なのですから、等䟡物䞊着をその姿態のたたに䜿甚䟡倀であるずみる䟡倀関係を䜿甚䟡倀の関連――ずする芋解には、この「反照」ぞの文字どおり反省が無く、物象の瀟䌚関係ぞの理解はありたせん

どうだったでしょうか䜿甚䟡倀リンネルには䜿甚䟡倀䞊着が等眮されたしたか
䜿甚䟡倀リンネルには「䟡倀物」䞊着が等眮されたした䜿甚䟡倀・䟡倀物の関連が䞎えられるからこそ、等䟡物䞊着の等眮であり、䟡倀圢態䞊着の芏定の珟出でありたした盞察的䟡倀圢態の察極にある等䟡圢態䞊着は、盎接的亀換可胜性が䞎えられおいるのですから、䞊着の自然的属性が䟡倀でありず芋えたすが、そうでなく、等䟡圢態の謎性に惑わされたからでしたね䟡倀関係ずは抂念的存圚なのですから、超感性的な䟡倀圢態䞊着の芏定がなければ、商品は互いに䟡倀関連し埗ないのですね䟡倀関係の質的偎面ぞの理解は、リカヌド・ベむリヌ論争ぞの総括が必芁ですねどうか、田䞭さんも草皿集の巻184以降249を参照願いたす
15 䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀
ゲスト

megumi 2008-2-29 4:02  Mail  [Reply] [Edit]

田䞭さん
亀換過皋で商品が、䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀の二぀の姿態を持぀ずいうのは、具䜓的な珟象ですが、䟡倀圢態ず䜿甚䟡倀の二重の姿態を持぀のは、䟡倀関係が抂念的存圚を立蚌するこずでの分析の結果でありたした

「䟡倀圢態が抂念的存圚」であるず抎原さんは次の二぀の論文で匷調しおいたした

もう䞀぀の瀟䌚倉革の可胜性
続支配的文化のルヌツ

 そこで䟡倀圢態の話になるんですが、2時間はかかる話を1分間にちぢめおしたいたす。ポむントを蚀いたすず、商品ずか貚幣ずか資本を単なる物ではなく物象ずいう堎合、それはその存圚そのものが抂念的存圚である、ずいうこずです。抂念的存圚ずいうこずの意味ですが、それは人がこれらの物に自分の意志を宿すこずができる、ずいうこずです。人がある刀断、こういう時にはこうであるずいう刀断をするずき、もちろん自分の頭で考えお自分で刀断するわけですが、商品、貚幣、資本が登堎しおきたすず、その刀断を人は盞手にあずけおいるんですね。自分の意志を盞手にあずけおいる。もちろん自分の頭は䜿っおいるんですが、その刀断の内容が盞手によっお芏制されおいる、そういう関係なんですね。この関係が支配的文化のルヌツにあり、ブルゞョア文化の特性を圢づくっおいるず思いたす。
http://www.office-ebara.org/modules/xfsection06/article.php?articleid=6

根源的他者ず䟡倀圢態論

 ここではこれたでの批評ずの関連で、圢態芏定に぀いお考察しおみよう。なお、圓然のこずながら、ここでの議論は、自著で明らかにした諞論点を前提にしおいる。
 䟡倀圢態が抂念的存圚であり、䞀぀の思考圢態であるにもかかわらず、思考ず同䞀の芏範をもたず、双方の間には根源的な他者性が芋いだされるこず、このこずが明らかにされるず、思考にずっおの問題は、この他者が䞀぀の思考圢態であるこずを了解するこずである。
 マルクスの䟡倀圢態論の埓来の解釈は、このような問題が存圚するこずに気づかず、他者である䟡倀圢態に思考の論理をもち蟌むこずによっお、自らの思考を混乱させおきたのであった。

・・・・略・・・・
このような事業は、思考にずっおの根源的他者たる思考圢態の存圚を認めないがゆえにブルゞョア文化ず科孊、及び哲孊によっおはなしずげられない。そしお、この根源的他者を認めるずころから、ブルゞョア的な知の自己吊定がはじたる。
http://www.office-ebara.org/modules/xfsection06/article.php?articleid=14


田䞭さん、人間の思考圢態ず、䟡倀圢態の思考圢態ずの盞違を認める・総括するこずが求められおいるず思うのです

それが理論的抜象ず事実䞊の抜象の盞違ずしお、䟡倀圢態論でたずめられおいるず思うのです
商品の亀換過皋では、諞商品は、異なる䜿甚䟡倀の関連ずしお珟れおきたすしかし、䜿甚䟡倀ず非䜿甚䟡倀぀たり、自分にずっおは䜿甚䟡倀で無く他人のための䜿甚䟡倀の関連ですね
「䜿甚䟡倀ずしおの諞商品盞互のこのような過皋的関係においおは、諞商品は䜕ら新しい経枈的圢態的芏定性を受けない」『経枈孊批刀』囜民文庫

この困難の解決が、「等䟡物」の芏定なのですね

経枈孊批刀でのこの展開ず、草皿でのリカヌド・ベむリヌ論争を経おの資本論での等䟡物䞊着の圹立ちを明瀺した䟡倀圢態論ずいう抂括ができるのではないか・・・・ず思うのです
しかし、このようにマルクスの歩みを蟿るこずができれば、『経枈孊批刀』の蚘述でのマルクスの苊闘には頭が䞋がりたす
16 Re: 䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀
ゲスト

田侭 2008-3-1 9:29  [Reply] [Edit]

「ある特定の商品、たずえば䞀クォヌタヌの小麊は、x量の靎墚、y量の絹、z量の金などず、芁するにきわめおさたざたな比率で他の諞商品ず亀換される。だから、小麊は、ただ䞀぀の亀換䟡倀をもっおいるのではなく、いろいろな亀換䟡倀をもっおいる。しかし、x量の靎墚もy量の絹もz量の金なども、どれも䞀クォヌタヌの小麊の亀換䟡倀であるから、x量の靎墚、y量の絹、z量の金などは、互いに眮き換えうる、たたは互いに等しい倧きさの、諞亀換䟡倀でなければならない。それゆえ、こういうこずになる。第䞀に、同じ商品の劥圓な諞亀換䟡倀は䞀぀の等しいものを衚珟する。しかし、第二に、亀換䟡倀は、䞀般にただ、それずは区別されうるある内実の衚珟様匏、「珟象圢態」でしかありえない。」新日本新曞『資本論』、p.62〜63

カりツキヌなどの解釈では「亀換比率に衚瀺される共通者が䟡倀ずされおいたすそこから必然的に、䟡倀の実䜓は、超歎史的な人間的劎働力の支出に求められおいたす」小柀勝埳氏のアナリティカル・マルキシズム批刀を読んで、

「だから、諞商品の亀換関係で䜿甚䟡倀の質的関係を捚象した量ずしおの亀換䟡倀が芋出され、商品の自然的関係でなく瀟䌚的関係ずしおの亀換䟡倀が、その共通者ずしおの同等な人間劎働に還元され、その凝固が䟡倀ず芏定されたのでした」小柀勝埳氏のアナリティカル・マルキシズム批刀を読んで、

megumi さんは亀換䟡倀抂念を二重化しお考えおいるようですね。諞商品の量的比率ずしおの亀換䟡倀ずは䜿甚䟡倀の偎面を捚象したものではありたせん。䜿甚䟡倀ず䟡倀ずの統䞀ずしおの商品の関係であるから。䜿甚䟡倀を捚象しおいないからこそ、亀換䟡倀は諞亀換䟡倀ずしお存圚したす。このような諞亀換䟡倀ずは区別しお「同じ商品の劥圓な諞亀換䟡倀は䞀぀の等しいものを衚珟する。」ずいう蚘述における「䞀぀の等しいもの」を「䜿甚䟡倀の質的関係を捚象した量ずしおの亀換䟡倀」ずしお理解しおいるのでしょうか。
 私はこの「䞀぀の等しいもの」は䟡倀であり、同時に抜象的人間劎働であるず考えおいたす。察象的圢態ずしおずらえるならば䟡倀であり、その実䜓ずしおの、あるいは掻動的圢態ずしおずらえるならば抜象的人間劎働であるず解釈したす。マルクスの叙述にも次のように蚘されおいたす。

「諞商品の亀換関係そのものにおいおは、それらの物の亀換䟡倀は、それらの物の諞䜿甚䟡倀ずはたったくかかわりのないものずしお、われわれの前に珟われた。そこで、劎働諞生産物の䜿甚䟡倀を珟実に捚象すれば、いたたさに芏定されたずおりのそれらの䟡倀が埗られる。したがっお、商品の亀換関係たたは亀換䟡倀のうちにみずからを衚わしおいる共通物ずは、商品の䟡倀である。」『資本論』p.65

megumiさんの解釈はにおける「第䞀に」文章ず「第二に」文章のあいだにある「しかし」ずいう蚳語を厳密に解釈しおいるこずだず思いたす。この「しかし」は原語は確かにaberだず思いたすが、抎原さんの匕甚における長谷郚蚳では「ずころで」ずなっおいるようです。「ずころで」ずいう蚳は䞍正確でしょう。別に話題を転換しおいるわけではないからです。私は「そしお」ず蚳したいず思いたす。前文が吊定文の堎合であれば劥圓する蚳でしょうが、前文が吊定文でないので、かなり匷匕だずは思いたす。しかしなどをみれば「䞀぀の等しいもの」ず「それずは区別されうるある内実」ずはおなじ事柄を指しおいるず考えられたす。そのような文脈理解の䞋でわたしは「そしお」ず蚳したいのです。
初版だけではなくフランス語版にもの埌半郚分―「第䞀に」以䞋の郚分―が存圚しないずいうのは、マルクスがaberの誀解をさけるための措眮だったのではないか、このようにマルクスの意図を斟酌すべきでは、ずいうのはあたりにも穿った芋方でしょうか。
珟圚草皿集のベむリヌ批刀を怜蚎䞭ですが、わたしはその本質はに凝瞮されおいるず思っおいたす。したがっお私ずmegumiさんのわかれめは以䞊の点にあるのではず思い、瑣末な事柄ではありたすが、提起させおいただきたした。
たた、さたざたな䜿甚䟡倀で衚珟される亀換䟡倀がひず぀の亀換䟡倀ずしお衚わされるずいうのは、䞀般的等䟡圢態のこずであり、䟡倀実䜓論の段階では想定しえないのではないでしょうか。
17 Re:諞亀換䟡倀ず亀換䟡倀
ゲスト

 2008-3-1 20:07  Mail  [Reply] [Edit]

田䞭さん
このような諞亀換䟡倀ずは区別しお「同じ商品の劥圓な諞亀換䟡倀は䞀぀の等しいものを衚珟する。」ずいう蚘述における「䞀぀の等しいもの」を「䜿甚䟡倀の質的関係を捚象した量ずしおの亀換䟡倀」ずしお理解しおいるのでしょうか。

わたしは、
「だから、諞商品の亀換関係で䜿甚䟡倀の質的関係を捚象した量ずしおの亀換䟡倀が芋出され、商品の自然的関係でなく瀟䌚的関係ずしおの亀換䟡倀が、その共通者ずしおの同等な人間劎働に還元され、その凝固が䟡倀ず芏定されたのでした」
ず曞いたずおりに理解しおいたす
「䞀぀の等しいもの」・・・・ずは、
その共通者ずしおの同等な人間劎働に還元され、
ず述べおいたす

田䞭さんの述べる
䜿甚䟡倀ず䟡倀ずの統䞀ずしおの商品の関係であるから。䜿甚䟡倀を捚象しおいないからこそ、亀換䟡倀は諞亀換䟡倀ずしお存圚したす。

わたしは、商品圢態である䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀の二重の姿態・・・の亀換䟡倀は、䟡倀の珟象圢態であるので、䜿甚䟡倀の質的関係ずは無瞁なものであり、亀換比率ずはみなせないかず思いたす

次のずころの理解ですね

簡単な䟡倀圢態の党䜓
「䞀商品の簡単な䟡倀圢態は、皮類を異にする䞀商品に察するその商品の䟡倀関係のうちに、あるいはそれずの亀換関係のうちに、含たれおいる。商品の䟡倀は、質的には、商品の商品ずの盎接的亀換可胜性によっお衚珟される。それは、量的には、䞀定量の商品の、䞎えられた量の商品ずの亀換可胜性によっお衚珟される。蚀いかえれば、䞀商品の䟡倀は、「亀換䟡倀」ずしおのそれの衚瀺によっお、独立に衚珟されおいる。この章のはじめでは、普通の流儀にしたがっお、商品は䜿甚䟡倀および亀換䟡倀であるず蚀ったが、これは、厳密に蚀えば、誀りであった。商品は、䜿甚䟡倀たたは䜿甚察象、および「䟡倀」である。商品は、その䟡倀がその珟物圢態ずは異なる䞀぀の独特な珟象圢態、亀換䟡倀ずいう珟象圢態をずるやいなや、あるがたたのこのような二重物ずしお自己を衚すが、商品は、孀立的に考察されたのではこの圢態を決しおずらず、぀ねにただ、第二の、皮類を異にする商品ずの䟡倀関係たたは亀換関係の䞭でのみ、この圢態をずるのである。もっずも、このこずを心えおおきさえすれば、先の蚀い方も有害ではなく、簡玄に圹立぀。」四版原P74〜75 

私の解釈が、この「質的」なこずばかりを意味しおいるのではないかずいうこずかず思いたす
「量的には、䞀定量の商品の、䞎えられた量の商品ずの亀換可胜性によっお衚珟される。」
ここが、田䞭さんには量的比率であるず䞻匵されるのでしょうか
「量的には、䞀定量の商品」であり、量的なおおいさをのみ瀺すX量の商品Bであり、䟡倀の珟象圢態ずしおのみ意味をも぀存圚です䜿甚䟡倀は捚象されお物質的基䜓ずしおのみ意味をも぀商品䜓Bであり、けっしお「諞亀換䟡倀」ではありたせん
 私はそのように考えおいたす

『初版』付録に次のような蚘述もありたした

§5商品の䟡倀衚珟の単玔な圢匏は、その商品の䞭に含たれおいる䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀ずの䞡察立物の珟象する単玔な圢匏である。

亜麻垃の䞊着に察する䟡倀関係の䞭では、亜麻垃の生来の圢匏はただ䜿甚䟡倀の珟象圢態ずしお働くだけであり、䞊着の生来の圢匏はただ䟡倀の圢匏ずしお、あるいは亀換䟡倀の珟象圢態ずしお働くだけである。埓っお、商品の䞭に含たれおいる䜿甚䟡倀ず䟡倀ずいう内なる察立は、倖なる察立ずなっお珟れる。぀たり、二぀の商品の関係ずしお衚珟される。その時、䞀方〔の商品〕は盎接的には䜿甚䟡倀ずしお働くだけであり、他方〔の商品〕は盎接的には亀換䟡倀ずしお働くだけである。あるいは、この二぀の商品の関係の䞭では、䜿甚䟡倀ず亀換䟡倀ずいう二぀の察立する芏定が〔二぀の〕商品のそれぞれに察極的に〔別々に〕割り圓おられるのである。

私が「商品ずしおの亜麻垃は䜿甚䟡倀及び亀換䟡倀である」ず蚀うずするず、それは商品〔亜麻垃〕に぀いおの私の刀断であり、それは〔認識䞻芳による〕分析によっお埗られたものである。

しかし、20゚レの亜麻垃は1着の䞊着に等しいずか、20゚レの亜麻垃は1着の䞊着に倀するずいった衚珟の䞭では、?亜麻垃が䜿甚䟡倀(亜麻垃)である.こず、?亜麻垃は䜿甚䟡倀ずは区別された亀換䟡倀(䞊着に等しいもの)であるこず、そしお?亜麻垃はこの二぀の異なるものの統䞀であり、商品であるこずを、亜麻垃自身が語っおいるのである。『察蚳・初版資本論第䞀章・及び付録』牧野蚳P116〜117


䟡倀実䜓を廻る論争ずしおは、『資本論の埩暩』P167で、
第者を抜象的人間劎働ずしおいたすし、
或る内実を䟡倀ずしお区別しおいたす

この第二章、䞉章がこの問題をめぐるもので、抎原さんが、俺の良い仕事ず自慢するものではないでしょうか

その䞉章末尟近くに、
「䟡倀ず䟡倀実䜓を混同するこずが、日共系孊者や、反日共系の孊者を問わず「通説」になっおしたっおいるが・・・」
ずの蚘述もありたす『資本論の埩暩』第二章、䞉章をぜひ怜蚎され、抎原さんに泚文を぀けおください理解を埗おいるのが私などの少数者なのですから、宇野経は自説の再怜蚎などしない䜕か欠点があるはずです是非ずも文句を぀けおください貎方の文句に぀いお私も考えたすので・・・
田䞭さん、『資本論草皿集』のベむリヌ・リカヌド論争ぞのマルクスの肉迫は、驚嘆したすよね
次のペヌゞも開いおみおください
http://www.freeml.com/yaponesia/5?sid=cc3dced341177d7bf1c9a73a92777c55

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