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1:財務省証券制 megumi 05/21 01:44 榎原様http://sun.ap.teacup.com/souun/130.html 晴耕雨読に次のような記述があります。 「しかし、アメリカの金保有高が底をつきはじめると、金本位制を廃止して、別の方法を選択したのである。つまり、金利を上げて民間部門を外国資本に引きつけるのではなく、日銀に余剰ドルを財務省証券に投資するよう働きかけたのだ。財務省証券の利率は当時の市場の状態（およびその後のドル安）を考えると低かった。」 つまり＜プラザ合意―金本位制に代わる財務省証券制＞とでも表すことができます。そしてこのような見方は､『新自由主義その歴史的展開と現在』を著したデヴィット・ハ―ヴェィに依拠したもののようです。 しかし､これで信用貨幣としてのドルが、世界通貨としての役割を果たしうる・・のなら全く奇怪千万・まるで詐欺瞞着のたぐいと思えてしまいます。誠におかしな世界ですね。このような見方・・不思議と思えたものですから・榎原さんどう思いはりますか？ 2:Re: 財務省証券制 ebara 05/21 10:31 アメリカの国債や、証券などの金融資産もドルと呼ばれていますが、これは通貨ではありません。日本の場合も国債残高は多いですが、それで通貨としての日銀券の信用にすぐ影響するわけではないのと同じことです。ドルの金融資産（基本的には借用書）が増えても通貨が過剰発行されたことにはなりません。あと個人の借金と国の借金では性格が違います。 |